祖父江投手は、両チームが3-0のスコアで迎えた8回表に3番手としてマウンドに上がり、観客からの温かい声援を受けました
観客から寄せられた応援
祖父江投手が登場すると、TOKIOの「宙船」が流れ、彼の背番号「33」の白いボードを掲げたファンから「頑張れ、頑張れ、祖父江」とのコールが響き渡りましたこれに応える形で祖父江投手は、ヤクルト・中村悠選手に対し、カウント1-1から134キロの速球を投じたものの、ヒットを打たれて降板しました
最後のマウンドでの挨拶
降板後、祖父江投手はマウンド上で内野手一人一人と握手を交わし、監督の井上氏と抱き合った後、帽子を脱いでスタンドに頭を下げましたさらに、観客の盛大な「祖父江コール」に応えて、手にしたボールをスタンドに投げ入れ、感謝の意を表しました
プロ生活の軌跡
祖父江投手は名古屋市中川区出身で、愛知高校、愛知大学、トヨタ自動車を経て、2014年のドラフトで中日ドラゴンズに入団しましたルーキーイヤーから10年連続でシーズン30試合以上に登板し、特に2020年には最優秀中継ぎ投手のタイトルを獲得
今季は19試合に登板し、6月11日には通算500試合登板の金字塔を達成しました
祖父江選手の引退セレモニーは、彼のプロ生活の集大成を示すもので、多くのファンの心をつかみました。選手自身がファンに感謝の気持ちを示す姿は、プロ野球の魅力でもあります。新たな道に向かう祖父江選手に、今後の活躍が期待されます。
キーワード解説
- 祖父江大輔とは?中日ドラゴンズで活躍したプロ野球投手で、特に中継ぎとしての役割で評価された選手。
- 中継ぎ投手とは?先発投手が試合中に交代した後、試合をつなぐ役割を持つ投手のこと。試合終盤の重要な局面で登板することが多い。
- ホールドポイントとは?中継ぎ投手が試合を勝っている状態でマウンドに上がり、最後まで試合を切り抜けた際に得られるポイントのこと。

