昨季は「恐怖の8番」として知られ、満塁打率が4割7分1厘を記録し、その力強い打撃が話題となった
しかし、得点圏打率は23年の3割1分から昨季は2割3分9厘に減少したこともあり、課題の克服を誓った
木浪選手は打撃の役割について、「そこが本当に自分の役割だと思っていて」と強調し、得点圏での一打を重要視していることを述べた
昨季のパフォーマンスについては「勝ちに貢献する動きができなかった」と振り返り、「自分の成長のためにいろいろ考え、練習を積んできた」と語った
オフシーズンには単独での自主トレを行っており、故障防止を最優先にしながらも、自身を追い込むトレーニングを続けている
「取り戻すという表現は正直ない
超えるだけなので、現状以上の結果を残すためしっかりやる」と並々ならぬ覚悟を示した
また、この日は「出たかった」と語り、サンテレビの「熱血! タイガース党」に初めて出演し、ファンとの交流も楽しんだ
木浪聖也選手が自身の役割について語った内容からは、彼が打線における重要性を認識し、向上心を持っていることが伺えます。昨季は一部では不調を感じていたかもしれませんが、自己分析を通じて成長しようとする姿勢が見え、今後の活躍が期待されます。
キーワード解説
- 満塁打率とは? - 満塁打率は、2アウトまたは1アウトの場合にランナーが満塁の状態で打者がどれだけ安打を打てたかを示す指標です。打者の勝負強さを表す重要な数字とされています。
- 得点圏打率とは? - 得点圏打率は、塁上にランナーがいて得点の可能性がある場面での打者の打率です。この数字が高いほど、プレッシャーのかかる場面で打撃ができることを示しています。