中日・岡田俊哉投手、感動の引退セレモニーを開催

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◇プロ野球セ・リーグ 中日 3-0 ヤクルト (20日、バンテリンドーム) – 中日ドラゴンズは、試合終了後に岡田俊哉投手の引退セレモニーを行った

33歳の岡田投手は、2009年のドラフト1位指名で智弁和歌山高校から中日に入団し、プロ野球生活を16年間続けた

これまでに354試合に登板し、19勝24敗、62ホールド、19セーブを記録している

引退試合で先発登板した岡田投手は、ヤクルトの村上宗隆選手から見逃し三振を奪い、その後降板

セレモニーでは、彼のこれまでの歩みや同僚たちからのビデオメッセージが流された後、家族から花束が贈られる感動的な瞬間が演出された

子供たちから花束を受け取った岡田投手は思わず目元を拭う姿が見られた

マイクの前に立った岡田投手は、「頭が真っ白ですので、書いてきた紙を読ませていただきます」と告げ、その思いを語り始めた

「16年前にドラゴンズのユニフォームに袖を通し、私のプロ野球人生が始まりました

先輩たちに追いつきたくて、どうにか同じ舞台に立とうと必死に努力してきました」と涙を堪えながら振り返った

感謝の意を示した岡田投手は、「温かいドラゴンズファンの前でユニフォームを脱げることができて幸せです」と感慨深く引退への思いを口にした

また、「私のことを一番近くで支えてくれた妻に感謝します

ここ数年、私よりも大変な思いをしていたと思いますが、いつも前向きに応援してくれました」と述べ、ふたりの子供たちに向けても「これからはパパが君たちを応援するぞ!それぞれの夢を持って、共に頑張っていこう」とメッセージを送った

最後に、「いいことも悪いことも含めて、幸せなプロ野球人生でした

本当にありがとうございました」と締めくくり、岡田投手はマウンドに集まったチームメートに胴上げされ、空に舞い上がった

感動的なセレモニーとなった

岡田俊哉投手の引退セレモニーは、多くのファンにとって感慨深い瞬間となり、彼のプロ野球人生を象徴する素晴らしいフィナーレでした。選手自身の言葉から、努力や試練に対する思いが伝わり、ファンとの絆の大切さが改めて感じられました。これからの新たな道でも、岡田投手の幸せを願いたいです。
キーワード解説

  • 引退セレモニーとは?選手が現役を引退する際に行われる式典で、選手の功績を称え、感謝の言葉を述べる場です。
  • ホールドとは?ピッチャーがチームの勝利に貢献するための成績の一つで、試合の中でチームがリードしている状況で登板し、無失点で試合を締めることを指します。

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