DeNA・森唯斗投手が現役引退を発表、感謝と共に新たな未来へ

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プロ野球横浜DeNAベイスターズの森唯斗投手(33)が、今季限りでの現役引退を発表しました

2023年9月21日、横浜市内の球団事務所で行われた記者会見では、時折涙ぐみながら「本当に満足している

やりきった

いい野球人生だった」と心境を語りました

森選手は、2023年シーズン中にソフトバンクから戦力外通告を受け、2024シーズンからDeNAに加入しましたが、今季は1試合の登板にとどまりました

引退決断までの道のり

森投手は、9月に入ってから自らの引退を決断したと語り、「まだできると思っていたけど、自分が決めたこと

球団とも話して決めた」と率直に発表

また、後輩選手に花束を贈られた際も感無量の表情を見せていました

キャリアの振り返り

徳島県の海部高等学校からプロ入りし、14年にドラフト2位で福岡ソフトバンクホークスに入団した森選手は、通算485試合に登板し、27勝30敗127セーブ、防御率3.21を記録しています

特に2018年には37セーブを挙げ最多セーブを達成し、その後も3年連続で30セーブを記録するなど、ソフトバンクの黄金期に大きく貢献しました

忘れられない瞬間

会見では、「摂津やサファテには本当に感謝している」と、チームメイトやこれまでの出会いへの感謝の気持ちを述べました

森選手は、「僕から野球を取ったら何も残らない」と、その思い入れの深さを表現しました

今後の展望
今後については「ゆっくりしたい

今まで家族との時間をあまりつくれなかった

野球に違う形で恩返ししていきたい」と話し、将来への展望を持ちながらもまずは休息を選ぶ意向を示しました

引退セレモニーは、9月30日のヤクルト戦(横浜)終了後に行われる予定です

森唯斗投手の引退は、12年間の現役生活を締めくくる重要な出来事です。彼の感謝の言葉からも、野球への深い愛情とこれまでの経験が伝わってきます。今後の人生にどのような道が待っているのか、ファンとしても注目したいところです。
キーワード解説

  • 引退とは?プロ選手がそのキャリアを終えることを指します。多くの場合、体力の限界や新たな挑戦を求める気持ちから決断されます。
  • セーブとは?野球において、投手が援護を受けた状況で試合を締めくくることを指します。特にリリーフ投手に重要な記録です。

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