この結果、オリックスとの対戦は今季初の連敗となり、ライバルの北海道日本ハムファイターズが勝利したため、ソフトバンクと日本ハムのゲーム差がわずかに２・５に縮まった
試合では、ソフトバンクの打線が何度も好機を得たにもかかわらず無得点に終わった
初回には無死三塁のチャンスを活かせず、3回には2死満塁、4回には1死一、三塁と攻撃の手を緩めることなく奮闘したものの、得点につなげることができなかった
8回に無死満塁の場面では、オリックスの投手・山崎が登板し、栗原の空振り三振、牧原大の邪飛、代打・山川の見逃し三振と、いずれも打者を仕留めて無得点に抑えた
実は、前日の試合でも同様の場面で山崎が効果的にピッチングを行っており、ソフトバンクにとっては手痛いリピートとなった
試合は9回を迎え、ソフトバンクは1点を返し、なおも1死二塁のチャンスを迎えた
ここで柳町が左飛となり、続く中川がフェンスに激突しながらの好捕を見せたが、二塁走者の笹川が飛び出してしまい、まさかの併殺によって試合は幕を閉じた
次打者に回ることができなかったことに対し、小久保裕紀監督は「走塁が悪いですけどね
そんなに簡単に勝たせてはもらえない
経験のある選手は良いかもしれないが、若い選手が多い中で、優勝争いをしているこの瞬間にワンプレーの重要性を感じていると思います」と淡々と語り、連敗ストップへの意欲を述べた
今回の試合では、ソフトバンクが何度も得点のチャンスを逃し、連敗を重ねてしまった。特に走塁ミスが試合を決定づけてしまったことは大きな反省点だ。また、若手選手にとっては、こうした場面での経験が今後の成長につながるだろう。しかし、優勝を目指すチームにとって、こうしたミスは痛手であることは間違いない。
キーワード解説
- パ・リーグとは？：プロ野球の3つのリーグのうちの1つで、12チームが競い合う。その中にはソフトバンクやオリックスなどの強豪がいる。
- マジックナンバーとは？：優勝に必要な勝利数を示す数字で、これが7ということは、他チームの結果に関係なく、自ら勝つか相手に負けることで優勝が決まる。
- 併殺とは？：同じプレイで、同時に2人の走者がアウトになることで、守備側にとって非常に効果的な状況を示す。
