日本ハム・新庄監督、誤算の併殺打で900登板果たせず

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
◇パ・リーグ 日本ハム7―2ロッテ(2025年9月21日 エスコンF) 日本ハムの新庄剛志監督(53)は、試合終了後のプレスカンファレンスで誤算の併殺打を振り返り、苦笑いを浮かべた

試合後、新庄監督は「今シーズンの目標は、優勝、大怪我をさせない起用法で勝つこと、そして宮西投手の通算900登板」と語った

特に宮西選手は、プロ野球界で史上4人目の通算900試合登板を果たす期待をかけられていた

9回表に5点リードで迎えたこの試合では、マウンドに杉浦を送る中、ブルペンには宮西投手(40)が既に準備していた

新庄監督は、「エスコンフィールドで905登板を達成させたい」との願いを込めて指揮を執ったが、9回の残り1死の場面で、ロッテの池田選手が投ゴロ併殺を決めてしまった

これには新庄監督も「“ダブルプレーかーい”と思った

うまくいかんわっと思った」と、照れくささを抱きつつも振り返った

その併殺の瞬間には非常に微妙なタイミングであり、一塁の判定に対してリクエストをしようかとも考えたと明かし、「セーフだろうと思って投げさせたかった」と、逆リクエスト寸前だったことを明かした

新庄監督の試合後の発言は、選手への思いやりを感じさせます。彼の目標は勝利だけでなく、選手個々の記録にも配慮していることが印象的です。しかし、併殺打という思わぬ誤算があったため、895登板にとどまる結果に新庄監督も残念がっていることでしょう。
キーワード解説

  • 併殺打とは? 試合中に1つのプレーで2人の走者がアウトになることを指します。通常、投手が打者を打ち取るときに発生します。
  • 通算900試合登板とは? 選手がプロの試合に900回出場することを意味します。これは非常に名誉ある記録とされています。
  • ブルペンとは? 試合中に投手がスタンバイしている場所のことです。投手たちはそこで準備をし、登板の指示を待ちます。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。