背番号を昨季の「51」から「5」に変更した小園選手は、「また新たな気持ちで頑張りたい」と意気込んでおり、心機一転の姿勢を示しました
この自主トレーニングの中で、小園選手は今季使用するグラブ探しにも着手しました
昨季は遊撃手としての役割が主でしたが、「いろんなことができるようなグラブも考えながら、今はやっている」と話し、三塁や二塁での起用も視野に入れた準備を進めています
昨季は118試合に三塁手として先発出場し、開幕後に遊撃から三塁へと配置転換された際も無難にこなしましたが、小園選手は「三塁ではノックも受けていなかったですし、二遊間とは全然動きも、飛んでくる打球も違った」と振り返り、今後の成長に繋がることを理解しています
また、全試合出場を果たした昨季、小園選手はチーム内でナンバーワンの得点圏打率3割4分1厘を誇り、攻撃面でも存在感を示しました
しかし、守備に関しては「声かけ」を行う重要性を感じており、特にピンチの際にはマウンドの投手を盛り立てる役割を果たすことが求められています
昨季は菊池涼介選手がその役割を担っていましたが、「やっぱり僕とか矢野さんが、守っているのであれば(マウンドへ)行かないと」と自身の役割の重要性を再認識しています
プロ7年目を迎える今季、小園選手は攻撃と守備の両面で「頼られる男」を目指し、チームの中心選手としての自覚を持ちながら新たなシーズンに臨むことが期待されます
広島・小園海斗選手が心機一転で新たなシーズンに挑む姿勢は非常に印象的です。守備や声かけの重要性を理解し、攻撃だけでなく守備においてもチームを引っ張る存在になろうとする姿には期待が高まります。このような選手がチームにいることは、特に若手選手にとっても大きな刺激となり、全体の士気向上にも繋がるでしょう。
キーワード解説
- 自主トレとは?自主トレは選手自身が自由に設定する練習のことで、特定のチームやコーチに頼らず、自主的に行うトレーニングを指します。
- 背番号とは?背番号は選手がチームで特定されるための番号で、ファンやメディアが選手を識別しやすくする役割を果たします。
- 得点圏打率とは?得点圏打率は、選手が得点圏にランナーがいるときに打った時の打率を示し、攻撃力を示す重要な指標です。