田中将大、中日戦で不思議な投球も日米通算200勝は持ち越し

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田中将大、中日戦で不思議な投球も日米通算200勝は持ち越し

巨人の田中将大(36)は、9月21日に行われた中日戦に先発登板しました

しかし、6回途中で5失点、2本のホームランを許し、史上4人目の日本と米国での通算200勝は次回の登板に持ち越されました

この日は、ストレートの球威や変化球のキレに欠ける場面が多く見られましたが、次のイニングでは3者凡退に抑えるなど、いわゆる「不思議な投球内容」となりました

田中は、28日に予定されているヤクルト戦が今季のラスト登板になる見込みです

田中はかつて、楽天監督時代の名将・故・野村克也氏から「マー君、神の子、不思議な子」と評されていました

この日の彼のピッチングもそれを体現しており、立ち上がりからは球のキレが感じられず苦戦しました

ファームでのトレーニングで復活の兆しを見せたものの、その日はストレートに力がなく、初回から上林選手にツーシームを打たれてしまう展開になりました

また、初回の援護点を早々に吐き出す形となり、試合の流れを損なう瞬間もありました

しかし、3回以降は全く異なるピッチングを見せ、3、4、5回はパーフェクトな投球を披露しました

コーナーを意識した投球が功を奏し、見事なフィールディングプレーも見せました

最終的には6回に再び打たれ、阿部監督がマウンドに向かうという事態になりましたが、試合後には「コントロール」の課題を指摘しています

今回の田中将大選手の投球は、彼のプロとしての才能と不思議な側面を改めて見せつけるものでした。特に、立ち上がりに苦しみながらも、中盤では素晴らしい投球を展開するなど、まさに彼らしい展開と言えます。次回の登板に期待が高まります。
キーワード解説

  • 日米通算200勝とは?:日本とアメリカのプロ野球リーグでの合計勝利数のことで、これは非常に難しい目標です。
  • ストレートとは?:ボールをまっすぐに投げることで、投手の基本的な投球スタイルを指します。
  • 変化球とは?:ストレートとは異なり、球の軌道が変わるように投げる球種のことです。有名なものにはスライダーやカーブがあります。
  • フィールディングとは?:野球での守備プレーのことで、打球を捕ることや、素早くボールを処理する技術を指します。

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