オリックスがソフトバンクに連勝、拙攻で悔しい敗北を喫したソフトバンク

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オリックス2―1ソフトバンク(21日)――オリックスがソフトバンクとの対戦で、今季初の連勝を達成しました

試合は、二回にオリックスの頓宮がホームランを放ち先制、五回には紅林のソロホームランで追加点を挙げ、その後は継投によって逃げ切りました

一方、ソフトバンクは再三の得点チャンスを生かせず、痛い黒星を喫する結果となりました

試合は序盤から緊迫した展開に

ソフトバンクは、一回に先頭の野村が内野安打を放って二死満塁のチャンスを作るも、牧原大が佐藤の速球に空振り三振を喫し、得点を挙げられませんでした

また、三回には再び二死満塁で牧原大が二ゴロに倒れ、八回にも無死満塁の場面を作ったものの、栗原や牧原大、代打の山川が抑えられ、得点を得られませんでした

九回には、笹川の適時打で1点を返し反撃ののろしを上げましたが、一死二塁の場面で柳町がフェンス際の左飛に倒れ、二塁走者の笹川が戻れず、結果的に併殺となり試合は終了しました

この終盤の展開が示すように、ソフトバンクは拙攻が響き、厳しい敗北を果たしました

ソフトバンクは、18日の日本ハム戦での勝利をきっかけに優勝へのマジックナンバーが「7」となりましたが、今後のオリックス戦に苦しみ、2位とのゲーム差も2・5に縮まりました

九回の得点につながった川瀬は、「今は自分たちを信じて戦うことが重要だ」とコメント

小久保監督も「連敗を止めるしかない」と語り、優勝争いに向けて正念場を迎えています

小久保監督は試合後、「簡単には勝たせてもらえない

若い選手は、優勝争いの中でのワンプレーの重要性を実感している」とコメントしています

今回の試合は、オリックスがしっかりと得点を重ねる中で、ソフトバンクが頻繁に得点機を逃したのが勝敗を分けた要因です。特に、最後の九回の併殺が試合の流れを決定付け、選手たちにとっては今後の課題が浮き彫りになった試合となったと言えるでしょう。
キーワード解説

  • 連勝とは? 連勝は、チームが続けて勝利することを指し、選手の士気向上やチームの結束を強化する要因とされます。
  • 継投とは? 継投は、投手が交代することを意味し、特に試合後半に先発投手から中継ぎまたは抑え投手に交代することで、試合の流れを有利にする戦術です。
  • 併殺とは?併殺は、一度のプレーで二つのアウトを取ることを指します。守備側にとっては非常に有利な状況で、攻撃側にとっては致命的なミスとなります。

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