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日本ハム伊藤、釣りでリフレッシュし新球キックチェンジに挑戦

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日本ハムの伊藤大海投手(27)が11日、エスコンフィールドで自主トレーニングの様子を公開しました

年末年始には実家の鹿部町に帰省し、年明けの6日まで毎日釣りを楽しんでいたと語ります

「この4年間で一番の釣果でした」と嬉しそうに語る伊藤は、最終日に57センチのアイナメを釣り上げ、その体験がリフレッシュになったようです

この魚釣りは、彼の“自習トレ”の一環とも言えます

昨季、伊藤は最多勝と最高勝率という2つのタイトルを獲得しました

年明けには、函館八幡で引いたおみくじに心を動かされたといい、「風吹けば風ふくままに」と記された言葉に感銘を受けたと明かします

毎年、大吉が出るまでおみくじを引く彼は今年、4回目で大吉を引き当てました

このメッセージは、伊藤の今季のスローガン「大航海は続く」にも通じるものがあるとし、財布にそのおみくじをしまっているとのことです

自主トレでは新球「キックチェンジ」のテストも行い、米ジャイアンツのバードソング投手を手本にしています

「2日前に投げてみたら、『お、結構いいかも』と思ったんです」と新たな武器に手応えを感じていました

キックチェンジはスプリットボールよりも遅く落ちる球種で、この新球は先発が予想されるホーム開幕戦のソフトバンク戦に向けた試みだと説明します

伊藤はクライマックスシリーズのソフトバンク戦でスプリットのスピードが速すぎた経験から、変化球の緩急を重要視していると述べており、さらなる引き出しを増やす意図があるようです

また、昨季の表彰対象外だった沢村賞を目標に掲げており、15勝、150三振などの条件をクリアしてチームを日本一に導く活躍を期待しています

伊藤選手が自主トレで釣りを楽しんだことや新しい球種の試みは、選手の成長とともにプロ野球の面白さを感じさせます。特に、自分自身のトレーニングスタイルを持つことは大切です。新たな武器としてのキックチェンジがどのように活かされるか、今後の試合が楽しみです。
キーワード解説

  • 自主トレーニングとは?:選手が監督やコーチの指導を受けずに自分自身で行うトレーニングのことを指し、技術や体力の向上を目指します。
  • キックチェンジとは?:伊藤選手が試している新しい球種で、スプリットボールよりも遅く、打者にとってはタイミングを外される球として期待されています。
  • 沢村賞とは?:プロ野球のシーズンにおいて最も優れた投手に与えられる賞で、条件として15勝以上、150三振以上など厳しい基準が設けられています。

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