特に注目を浴びているのは、ドラフト1位の西川史礁(みしょう)外野手で、彼は「やっとプロになれたなという感覚があります」と笑顔で語った
この一言には、プロ入りへの喜びと期待が込められている
西川選手は、昨年9月25日に行われた東都大学野球の日大戦で、投球中に右手人差し指が亀裂骨折するという不運に見舞われた
しかし、彼は同年12月20日にはキャッチボールを再開し、ここまでのリハビリを経てこの日の練習に参加した
新人たちがキャッチボールを始める中、西川選手はまずネットスローから入ったものの、途中から対人のキャッチボールに切り替え、順調な回復を印象づけた
「今は塁間の距離を100%で投げ切るというのは問題なくクリアできている」と自信を持って語る西川選手は、キャンプインを迎える2月1日に向け、さらなる投球距離の向上を目指している
今後のトレーニングにおいても、順調な進行が期待される
また、チームの吉井監督から求められる内外野の守備プランに応えるため、西川選手は内野手用のグラブも持参しており、役割を全うする姿勢を見せた
「与えられたところで、そこを全うするだけ
内野も外野もできるように、しっかりと準備していきたいなと思います」と、心構えを語った
新人選手がプロ入りの喜びを語る中、しっかりとしたリハビリを経て自信を持ってプレーに臨む姿には、非常に感慨深いものを感じます。特に、チームの戦力となるために、さまざまな役割に対応しようとする姿勢が印象的です。
キーワード解説
- ドラフト1位とは? プロのスポーツチームが選手を選択する際に順位が付けられ、その中で1番目に選ばれた選手を指す言葉です。
- 亀裂骨折とは? 骨が部分的に割れることを言い、通常の骨折よりも軽度ですが、しっかりとした治療が必要です。
- キャッチボールとは? 2人以上でボールを投げ合う練習のことで、選手の投球や捕球の技術向上に重要です。
- 守備プランとは? 選手の守備位置や役割を決めた計画のことで、試合における戦略を分かりやすくするために使われます。