橋本は試合後に「途中まで勝てる気がまったくしなかった」と振り返るほどのハードな戦いとしながらも、最終的には勝利を収めた
橋本大地は今年5月にこの王座を3度目の戴冠を果たし、防衛戦では他団体や外国人選手と競争してきた
自身が「身内との試合でマンネリ化したくない」と語るように、他団体所属の石川との対戦を熱望していたのだ
石川修司は、かつて大日本プロレスでストロングとデスマッチの両部門でチャンピオンとなり、また他団体での活躍でも知られるプロレス界のレジェンド
今回の挑戦が約10年ぶりの大日本参戦となるが、彼はただ勝利を目的にしていたのではなく、現在の大日本プロレスの活性化をも目指していた
試合では、石川の強烈な攻撃が前半から橋本を圧倒する展開が続いた
特に、石川は195cmという巨体を活かして多彩な技で橋本を追い込んだ
試合中に流血する場面も見受けられ、観客からは「勝てる気がしない」との声も漏れた
しかし、橋本は持ち前の反射神経を生かしてカウンターを決め、最後は三角絞めで石川をタップさせるという劇的な幕切れで試合を制した
橋本は「最初はSTFを狙ったが、最後の瞬間にこれしかないと思った」と振り返り、戦略の重要性を語った
橋本大地の勝利は、他団体とは異なるスタンスを見せる大日本プロレスに新たな刺激を与える結果となった。石川修司との激しい戦いぶりは、観客にとっても記憶に残る試合となっただろう。プロレス界のレベルアップには、こうした他団体同士の競争が不可欠である。
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