元プロ野球選手、西山秀二さんの野球人生を振り返る

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プロ野球界で数々の活躍を見せた西山秀二さん(58)が、その波乱に満ちた野球人生を振り返った

彼は1990年代に広島東洋カープの正捕手として名を馳せ、2度のベストナイン及びゴールデングラブ賞を受賞した実績を持つ

南海ホークスからドラフト4位で入団し、わずか1年5か月後にトレードで広島に移籍

その後、内野手としても活躍し、3球団目となる読売ジャイアンツでは、桑田真澄投手と23年ぶりにバッテリーを組むなど、様々な出会いを通じて人生を重ねていった

西山さんが初めて公式戦でスタメンを務めたのは2005年4月17日のヤクルト戦であった

この試合で彼は、巨人版の「桑田・西山」バッテリー復活を果たし、同級生である清原和博選手が勝ち越しホームランを放った

試合は接戦となり、西山さんも移籍後初ヒットを記録するなど、感慨深いものとなった

試合振り返りの中で西山さんは、「野球の神様に導かれた」と語り、過去の思い出を振り返りながら、この試合が自分たちの野球人生の終わりを意識させたとコメントした

彼の野球人人生のスタートは、大阪府八尾でのソフトボールから始まった

地元に軒を連ねる空き地で、友人たちと共にソフトボールのチームを作り、大会で3年連続優勝を成し遂げた経験が、後のプロ生活に繋がっていく

また、同じ地域で育った桑田投手との関係も深く、2人は少年時代からともにプレーし、競い合っていた

中学時代、キャッチャーとしての道を歩み出した西山さんは、監督から「おまえはキャッチャーをやれ」と言われてポジションを決定

桑田投手とのバッテリーを組んでいた時期には、チームが常に強く、名実ともに両者の才能が開花していった

西山さんはその時期の記憶を振り返り、「俺が打って、桑田が投げて勝ってた」と、自信を見せた

西山さんは1985年に南海に入団し、1987年にトレードで広島に移籍

1993年に正捕手となり、1994年と1996年にはベストナイン、ゴールデングラブ賞を受賞するなど名選手の仲間入りを果たした

2005年に巨人に移籍し、その年に20年に及ぶ現役人生に別れを告げた

通算成績は1216試合、打率.242、50本塁打、36盗塁であり、その後は中日や巨人でバッテリーコーチとしても活躍している

西山秀二さんの人生には、数々の出会いや別れが詰まっていました。特に桑田選手との再会は、人生の一区切りだったといえるでしょう。彼の獲得した名誉や成績が、この日本のプロ野球においてどれだけ影響を与えたのか、計り知れません。
キーワード解説

  • ベストナインとは?:プロ野球において、シーズン中の各ポジションで最も優れた選手に贈られる賞。
  • ゴールデングラブ賞とは?:守備の名手を讃えるため、毎年最も優れた守備を見せた選手に授与される賞。

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