彼は約1カ月ぶりに出場選手登録され、「5番一塁」として先発出場を果たした
今年のシーズンは打撃不振が続いていた前川選手だが、4回表無死一塁の場面で、昨季までのチームメートである青柳晃洋投手（31）から左中間を破る適時二塁打を放った
この一打によって、チームは1－0とリードする貴重な得点を奪った
スイングと技術の解説
前川選手は1打席目に左飛に倒れたものの、続く打席では青柳投手の外角低めのツーシーム系を逆らわずに左方向に流し打つことでヒットを記録したツーシームとは、速球に似たスピードで投げられ、バッターに対して非常に難しい球種である
この打撃によって、前川選手は安打を8月12日以来、久しぶりに記録した
新たな挑戦
この試合では、大山悠輔内野手（30）の休養により、プロ初の「一塁」でのスタメン出場となった前川選手にとって本来のポジションは左翼であり、シーズンを通じて定位置が定まらない左翼のポジション争いに再び加わる可能性が高まった
阪神の前川選手が試合で良いパフォーマンスを見せたことは、若手選手の成長を示す良い例です。特に新しいポジションでの出場は、選手にとって大きな挑戦となり、今後の活躍が期待されます。
キーワード解説
- 適時二塁打とは？：試合の流れの中で、バッターがヒットを打ち、その打球で走者が得点する場面を指し、チームにとって特に重要な得点となります。
- ツーシームとは？：ピッチャーが投げるボールの一種で、通常の速球に比べて軌道が変化し、バッターが打つのが難しい球です。
