阪神・近本光司が通算200盗塁達成、スピード感あるプレースタイルの象徴に

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
阪神タイガースの近本光司外野手(31)が、2025年9月22日の試合で二盗を成功させ、プロ野球史上81人目となる通算200盗塁を達成した

近本は、阪神球団では吉田義男、赤星憲広に続く3人目の快挙であり、プロ入りからわずか7年でこの節目を迎えた

試合の第7回裏、近本は巧みなスタートを切り、二塁に無事到達した

二塁ベース上では記念パネルを手にし、神宮球場のファンに向けて掲げる姿が印象的だった

彼はこの瞬間に満面の笑みを浮かべ、これまでの努力の成果を実感している様子だった

近本は「自分のプレースタイルをしっかりアピールしながら、1年目からやってきた

年齢とともに衰えてくると思いますが、そのあたりをうまく維持しながら頑張りたい」とコメントし、今後の課題についても触れた

彼は2019年のルーキーイヤーにリーグ最多の36盗塁を記録し、2025年シーズンもリーグトップの32盗塁を挙げており、これで4年連続で盗塁タイトルに近づいている

さらに、今季中に通算1000安打も達成しており、盗塁と安打の両面でその才能を発揮している

今シーズンはチーム方針として盗塁を増やすことが掲げられており、阪神タイガース全体の盗塁数は昨年の41盗塁から99盗塁に跳ね上がっている

近本は相手投手の特徴や球種の読みをチームとして研究し、走るタイミングを重要視している

彼は「筒井コーチや他の選手とコミュニケーションをとりながらここまで来ました」と語り、チームとの連携の重要性を強調した

シーズン中、8月には3盗塁にとどまり、38打席ノーヒットのスランプを経験したが、これを乗り越えて再び流れを取り戻した

近本は「シーズンが終わるまでしっかり走り切りたい」との決意を示し、今後も強い阪神を支える存在であり続けることを誓った

近本光司選手の200盗塁達成は、彼のスピード感あふれるプレースタイルを象徴する重要な成果です。プロ入りから短期間でこの偉業を達成できた背景には、チームの方針やサポートが大きく影響していることが理解できる。今後も彼の活躍に注目が集まるでしょう。
キーワード解説

  • 盗塁とは?:盗塁は、打者が打席での打球が投げられる前に、ランナーが次の塁に進むことを指します。これに成功すると、選手は相手からのアウトを免れることができます。
  • プレースタイルとは?:プレースタイルは、選手特有のプレーの特徴や方法を指します。近本の場合は、走塁がその大きな要素となっています。
  • スランプとは?:スランプは、選手が一時的にパフォーマンスの低下を経験することを意味します。この間、思うようなプレーができず、特に自己最長のノーヒット期間が続くなどの状況が生じます。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

SNSでもご購読できます。