西武ライオンズの平井克典投手、来季構想から外れ現役続行を希望

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西武平井克典投手が来季構想から外れる

2025年9月22日、西武ライオンズに所属する平井克典投手(33)が来季のチーム構想から外れていることが明らかになった

平井選手は、2019年にパシフィック・リーグ(パ・リーグ)の記録で、そして日本プロ野球(NPB)の歴史においても2位に位置するシーズン81試合登板を達成した実績のある選手である

しかし、昨シーズンの登板回数はわずか14試合、今シーズンは一軍登録がなかったことから、次第に出番が減少している

平井投手はプロ入りから9年間で通算350試合に登板しており、そのキャリアの中で主にリリーフとしてチームを支えてきたが、世代交代の影響もあり、今季はこのままでは難しい状況に陥っていた

愛知県出身の平井選手は、2016年のドラフト5位で西武に入団

その途中でホンダ鈴鹿でスリークオーター投法を始め、独特のスライダーを武器にしてきた

このスライダーは、球が放たれた後に急激に変化することから打者にとって非常に打ちにくい球種として知られている

彼はプロ入り以降、通算104ホールドを記録しており、特に2019年の81試合登板は「その後2年間疲労が抜けなかった」という深刻な結果をもたらした

平井選手は、コンディション管理に徹底して取り組み、2023年には28ホールドと復活の兆しを見せた

今季はイースタン・リーグで39試合に登板し、防御率は2.41と好成績を残しているが、チーム内での役割が薄れていることは否めない

2023年オフには国内フリーエージェント(FA)権を行使し、熟考の末に西武への残留を選んだ

平井選手は、「良いものを後輩に見せていけたら」と意気込みを語っていたが、結局その経験を活かしきることが難しかった

彼自身は現役続行を強く希望しており、現在も調整を続けている

平井克典選手のプロフ

生年月日:
1991年12月20日
出身地:
愛知県一宮市
身長/体重:
180cm / 90kg
投打:
右投げ / 右打ち
通算登板:
350試合以上
西武ライオンズの平井克典投手が来季の構想から外れたことを受け、彼のキャリアについての議論が盛んになっています。特に、2019年に81試合登板を果たした彼の存在感は計り知れず、今後の現役続行への期待が高まっています。
キーワード解説

  • リリーフとは?:リリーフとは、野球のポジションの一つで、試合の後半に登板して先発投手を交代し、試合を締めくくる役割を担う投手のことを指します。
  • ホールドとは?:ホールドとは、投手の記録で、登板してチームが勝ち越している状態で試合を終了させた場合に与えられるもので、継続的にリリーフとして活躍する証となる指標です。

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