DeNAトレバー・バウアー、実戦復帰へ向けての進展

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 横浜DeNAベイスターズのトレバー・バウアー投手(34)が、成績不振による出場選手登録抹消から34日ぶりに、イースタン・リーグの楽天戦(横須賀)で先発実戦復帰する可能性が高まっている

22日にその見通しが報じられ、バウアーの復帰がチームにとって大きな追い風となる見込みだ

 バウアーは、8月21日の広島戦で6回1/3を投げて5失点し、10敗目(4勝)を喫した

その結果、三浦監督は「結果がともなっていない」と判断し、翌23日に2軍降格を命じた

これを受けて、バウアーはモチベーションの低下に苦しむこととなったが、2軍練習施設「DOCK」でブルペン投球のみを繰り返した

 今月19日には同施設で打者との対戦形式の練習「ライブBP」を行い、約1カ月ぶりにメンタルセットを整えることに成功した

これにより、バウアーは「フル充電」の状態で実戦復帰に挑むこととなった

復調が本格化すれば、その実力が発揮される可能性が高い

小杉1軍投手コーチも、21日には、「球の質がかなりよくなってきている」とバウアーの進展に手応えを感じていると述べた

 チームは現実的には、10月に行われるクライマックスシリーズ(CS)ファーストステージでは、東克樹、アンソニー・ケイ、アンドレ・ジャクソンの3投手が先発する見込みだ

しかし、昨年同様にステージを勝ち上がった場合、甲子園での対戦が待っている

そこでバウアーが本調子で投げることができれば、チームにとって大きな武器となるだろう

 「2年連続成り上がり日本一」を目指すDeNAにとって、サイ・ヤング賞受賞経験を持つ右腕の再始動は、三浦監督にとっても朗報となることは間違いない

記事では、DeNAのトレバー・バウアー投手の復帰について詳細に報じられている。シーズンの佳境において、彼の存在はチームにとって不可欠であり、高い期待が寄せられていることがわかる。復調したバウアーがどのような活躍を見せるのか興味深い。
キーワード解説

  • クライマックスシリーズ(CS)とは? 日本プロ野球のポストシーズンのプレーオフのことで、リーグの優勝チームに加え、他のチームも含めて戦うトーナメント形式の試合が行われる。
  • ライブBPとは? 投手が実際の試合を想定し、打者と対戦する練習のことで、実戦に近い形で投球の感覚を取り戻すことができる。

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