阪神・才木が試合中に負傷、ポストシーズンを見据えて交代
2025年9月22日のセ・リーグで行われた阪神対ヤクルトの試合において、阪神投手の才木が試合中に負傷するというアクシデントが発生した試合は神宮球場で行われ、最終的にはヤクルトが3-2で勝利した
6回無死二塁の場面、北村恵選手のライナーが才木の右足首付近を直撃した
その瞬間、才木はうずくまり、スタンドからは悲鳴が上がった
負傷後、才木はベンチ裏で治療を受け、一度はマウンドに戻るも、安藤チーフ投手コーチの判断で交代を余儀なくされ、無念の表情を浮かべていた
才木は「当たったのは右足のくるぶし下くらいです
ちょっと痛かったです」とコメントし、「腫れているくらいで全然、骨がどうとかじゃないので大丈夫です」と軽傷であることを伝えた
彼はこの試合で自己最多タイの13勝目を目指していたが、思わぬアクシデントが影響した
試合序盤、阪神は2点のリードを奪ったが、5回には連打されピンチを迎え、糸原のエラーと太田の犠飛で2失点となった
これは、リーグトップの防御率を誇る才木にとって痛手であり、14勝目を目指すための白星が欠かせない状況だった
才木は「全然いけたかな、いや、ちょっと無理かな、って感じだった」と述べ、自己判断での交代に納得した様子だった
急きょ登板した畠は1死三塁のピンチを切り抜け、結果的に5回1/3を0自責点に抑えた
この結果、才木の防御率は試合前の1.60から1.55に改善された
藤川監督は「少しでも違和感があったらやめようと伝えた
我々はポストシーズンに向けて進んでおり、個々の目標も重要だが、冷静な判断が必要だ」と、才木の判断を支持した
今後、才木が何らかの治療を受けながらポストシーズンに備えることが期待される
今回の事件は、投手としての選手の健康がいかに重要であるかを再認識させます。特にポストシーズンを見据えた際には、選手の無理を避けるという判断が求められるでしょう。ファンとしても、その判断が正しかったと信じたいものです。
キーワード解説
- 防御率とは?:防御率は投手の成績の一つで、投手が自責点(失点のうち自分が原因で発生した点)を与えた試合において、投球回数あたりの平均自責点を計算した数字です。
- 自責点とは?:自責点は、ピッチャーが自分の投球によって失点を招いた場合にカウントされる得点のことです。
- ポストシーズンとは?:ポストシーズンは、レギュラーシーズン終了後に開催されるプレイオフやシリーズなどの試合を指します。特にチャンピオンを決定する重要な直線です。

