プロ野球・巨人 中山礼都選手、打撃好調も守備に課題を抱える

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プロ野球の読売ジャイアンツに所属する中山礼都選手が、今シーズンも好調な打撃を維持しつつ、守備においては苦戦を強いられていることを明かしました

打撃成績の向上

2020年にドラフト3位で入団し、現在プロ5年目の中山選手は、6月29日の横浜DeNAベイスターズとの試合でプロ初本塁打を放ち、その後も打撃成績を伸ばしています

特に注目すべきは、9月13日の阪神タイガース戦での逆転満塁本塁打です

打席での心境

中山選手は、ホームラン数が増加している理由について、「打席の中で余裕を持てるようになり、ボール球を見極められています」とコメントし、自分の有利なカウントまで持ち込むことが多くなったと分析しました

守備の課題

本来内野手である中山選手は、外野を守る機会が増えていますが、慣れないポジションでの守備には悩みがあるようです

特に、9月15日のDeNA戦では、田中将大投手が日米通算200勝をかけて先発した試合で、痛恨の失策を犯しました

悔しさと成長への誓い

その試合で中山選手は、5回まで無失点の展開の中、6回にライトへ飛んできた鋭いライナーをジャンピングキャッチしようとしましたが、捕り損ねてしまいました

「あの失点でチームが負けてしまったので、申し訳なかった」と田中選手に謝罪したことを明かしています

前向きな励まし

田中投手から前向きな言葉をかけられた中山選手は、「次は必ず捕れるように練習しなければ」と守備面でも成長を誓ったといいます

中山礼都選手が好調な打撃を保ちながらも、守備面での悩みも抱えていることが明らかになりました。特に大事な場面での失策はチームの士気にも影響するため、今後の成長が期待されます。彼がどのようにしてこの課題を克服していくのか、非常に注目が集まります。
キーワード解説

  • 満塁本塁打とは?:満塁本塁打は、ランナーが全て塁にいる状態で打たれる本塁打のことを指し、4点を獲得できるため、試合の流れを変える非常に重要な得点です。
  • 有利なカウントとは?:打者にとって自分が打つ確率が高いカウントのことを指します。例えば、2ストライク1ボールの状態は打者にとって有利とされます。
  • ジャンピングキャッチとは?:守備の選手が飛び上がってキャッチを試みる技術のことで、特に難しい打球を捕る際に使われます。成功すればチームにとって重要なアウトを得ることができます。

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