森下投手は自身初の開幕投手を務めたものの、シーズンの成績は6勝14敗に終わり、今後はリハビリに専念するとの方針を示した
新井監督は「森下の肩の状態はそこまでシリアスではないが、無理をさせるものではない」と語り、選手の健康を最優先に考慮する姿勢を強調した
開幕当初は順調に思えたものの、その後は連敗を重ねていたため、チーム全体のパフォーマンスに影響を及ぼしていたことは否めない
森下投手は、8月23日の中日戦で先発登板し、7回7安打3失点の成績で敗戦投手となった翌日には登録を抹消されることに
26日からは大野練習場にてリハビリを始め、患部の回復具合を見極めていたが、炎症が取れず、医師の診断を受けた結果、今季中の復帰を見送ることとなった
新井監督は「本人は当初『いける』と言っていたが、検査の結果、炎症が判明した
適切な検査をしたことが功を奏した」と述べた
今シーズンは、開幕投手としてチームの先頭に立つ期待を受け、初めは3勝2敗と白星を重ねたものの、6月20日からは8連敗を喫し、防御率が2.48であったにもかかわらず、援護が得られずに苦しい状況となった
22試合に登板し6勝14敗という成績は、全体でもワーストとなっているが、森下は負けが続く中でも前向きな姿勢を崩さず、チーム内での緊急ミーティングを主催するなど、改善への努力を続けた
今季初のケガによる休養となった森下選手は、「未だ野球人生は続く
入団以来、まとまった休みはなかった
この機会を良い形にしたい」と前向きな気持ちを語り、来季の復帰を目指す意欲を見せている
チームもBクラスが確定した今、じっくりとコンディションを整え、次のシーズンに向けた準備に専念することが最良の選択肢であると考えられる
森下選手の今季中の登板見送りは、チームにとっても惜しいニュースです。しかし、選手の健康が第一であり、無理をせずにリハビリに集中することが来季の成功につながるでしょう。ケガからの復帰を経て、新たなシーズンに向けてしっかり準備を整えてほしいです。
キーワード解説
- リハビリとは？：リハビリは、怪我や病気から回復するための治療や訓練のことです。身体機能を戻すために行います。
- 開幕投手とは？：開幕投手は、プロ野球のシーズンが始まる際に最初に試合に出るピッチャーのことです。この役割はチームのエースが務めることが多いです。
- 防御率とは？：防御率は、ピッチャーが自責点を与えた回数を基に計算される成績で、ピッチャーの実力を測る指標の一つです。
