日本ハム・宮西尚生、通算900試合登板を達成

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◆パ・リーグ 日本ハム―楽天(23日・エスコンフィールド) 日本ハムの宮西尚生投手が、史上4人目となる通算900登板を達成した

これまで900試合以上に登板した選手は、岩瀬仁紀(1002試合)、米田哲也(949試合)、金田正一(944試合)の3人だけで、宮西はその中に名を刻むこととなった

この歴史的な瞬間は、5回1死一、二塁のピンチの場面で訪れた

宮西は左打者の宗山と対戦し、フルカウントから四球を与えてしまい、結果的に1死満塁の状況になった

次に現れた代打フランコには左犠飛を許し、その後マウンドを降りることとなった

登板を終えた後、宮西はベンチ前で同僚たちに温かく迎えられ、監督の新庄剛志から900登板を記念するボードを手渡された

スタンドからは大きな拍手が送られ、彼は深々と頭を下げて感謝の意を示した

新庄監督は「エスコンで900登板をさせたい

そしてその試合を勝って締めたい」と語っていたが、21日のロッテ戦では序盤に登板の準備をしていたものの、試合が早々に終了してしまったため実現しなかった

「うまくいかないな」と新庄監督は苦笑いを浮かべた

この日が今季エスコンでの最後の試合となり、ビハインドの展開だったものの、宮西は本来の役割で登板し、記念すべき数字に到達した

これからも彼のさらなる活躍が期待される

宮西尚生選手の900試合登板の達成は、プロ野球の歴史に名を刻む素晴らしい業績です。多くの選手が達成できないこの偉業は、彼の努力と才能の証といえます。若い選手たちにとっても、彼のような偉大な選手を目指す励みになるでしょう。また、新庄監督の言葉からは、チームの勝利を常に意識する姿勢が感じられ、今後の試合への期待も高まります。
キーワード解説

  • 通算900登板とは?:プロ野球選手が公式戦に出場した試合数のことであり、900試合登板は非常にすごい記録です。多くの選手がこの数字に到達できないため、特に偉大な名選手として認識されます。
  • 四球とは?:打者に与えられる出塁の一種で、投手が投げたボールがストライクゾーン外に3回外れた時に発生します。この場合、打者は特に能力に関係なく自動的に一塁に進むことができます。
  • 左犠飛とは?:打撃の結果、走者を進めながらも、自身はアウトになるプレイの一種です。この場合、フライボールが打たれて外野手に捕球されると走者が進むことができるため、戦術的に重要なプレイです。

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