日本ハム・宮西尚生投手、プロ野球史上4人目の通算900登板を達成

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2025年9月23日、日本ハムファイターズの宮西尚生投手(40)が、本拠地エスコンフィールド北海道で行われた楽天戦において、プロ野球史上4人目となる通算900登板を達成しました

この偉業は、これまでに達成した選手が岩瀬仁紀(中日)、米田哲也(阪急・阪神・近鉄)、金田正一(国鉄・巨人)の3名であり、宮西はこの名誉ある仲間に加わりました

900登板の意義

900登板という数字は、選手のキャリアの中で重要なマイルストーンとなります

プロ野球は長期間にわたる過酷な競技であり、健康や安定したパフォーマンスを保ちながらこれだけの登板数を達成することは、並々ならぬ努力と才能を示すものです

特に宮西投手は、日本ハム一筋で18年間、全ての救援登板をこなしてきた実績があります

記念のセレモニー

試合後には本拠地でシーズン最終戦のセレモニーが行われ、新庄監督やチームメイトとともにグラウンドを一周しました

新庄監督は観客に向けて、「今日900登板した宮西くん

感慨深いです

」と声を掛け、宮西にマイクを渡しました

宮西は「悔しいです!」と苦笑いしながらも、ファンに感謝の言葉を伝えました

試合の振り返り

試合結果は0-7で日本ハムが敗れましたが、宮西は5回にマウンドに上がり、四球で満塁になったものの、その後の失点は2番手に記録されました

自己の目標である「ゼロで抑えたい」という思いを叶えることはできませんでしたが、ファンの前で900回目のマウンドを踏んだことは特別な意味を持ちます

ファンへの感謝
宮西はファンに対して「本当に900回…良い時も悪い時も応援してくれたファンの皆さんのおかげで達成することができました

ありがとうございました!」と、心から感謝の気持ちを表しました

宮西選手の900登板達成は、プロ野球界でも特に注目すべき偉業です。選手生活が長く続く中で、毎年多くの試合に出場することは容易ではありません。彼の努力とファンの支えが重なり、この偉業を成し遂げたことは、球団やファンにとって大きな誇りです。
キーワード解説

  • 通算900登板とは?プロ野球で選手が通算して登板した試合数が900回に達した状態を指し、キャリアの中で非常に重要な成績の一つです。
  • 救援登板とは?試合中に先発投手が降板した後に出てくる投手のことを指します。チームがリードしていたり、逆転の危機を救うために登板します。
  • マウンドとは?野球場の中で投手がボールを投げる場所を指し、通常は円形に整地された部分です。
  • 感謝の気持ちとは?何かをしてもらったときに、その行為に対しての感謝を表すことで、相手に対する敬意を示します。

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