阪神の及川雅貴、17試合連続ホールドでNPB記録に並ぶ

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阪神タイガースは23日のDeNA戦(横浜)において、延長12回の末に2―2で引き分け、シーズンの対DeNA戦で14勝8敗3分という記録を保持することができました

この結果は、クライマックスシリーズで再度対戦する可能性がある相手に対し、良い準備となったことが示されています

試合を振り返る阪神の藤川球児監督は、「この日もほとんど数字が横並びだった

不思議なゲームだが、すべて過去のこと

これからしっかりとやっていく」と語り、常に前向きな姿勢を保っています

先発投手のニックネルソンは5回5安打2失点で降板し、その後を引き継いだリリーフ陣は見事な無失点リレーを披露しました

その中でも特筆すべきは、3番手の及川雅貴投手(24)が7回に先頭打者の林を三振に抑え、17試合連続ホールドを達成したことです

ホールドは、救援投手が試合中にリードを守る状況で登板し、その結果がリーダーシップを示す重要な指標となります

藤川監督は、及川が60試合以上に登板していることを考慮しつつ、「シャットダウンして休ませてもよかったが、若い選手が目指すところを持っていることは、特別なことだ」とその努力を称えました

試合が進む中で、延長12回にマウンドに上がったドラフト1位ルーキーの伊原は、二死一、二塁のピンチを迎えましたが、見事に山本を遊ゴロに仕留めてピンチを脱しました

先日のDeNA戦では8回に登板し、2ランホームランを浴びたことがあったため、今回の登板での成長が期待されます

打線は中盤から活発になり、6回には大山が同点となる12号ソロホームランを放ちました

しかし、7回以降はDeNAのリリーフ陣に苦しみ、好機を築くも得点に結びつかない苦しい展開となりました

この日の試合を経て、今季のDeNA戦は全て終了しました

試合後、スタンドからは藤川監督への「球児コール」が響き、「ビジターでの勝率が非常に良かったシーズン

全国のタイガースファンに感謝します

まだまだ続きますので期待していてください」と話し、球場を後にしました

今回の試合では阪神タイガースが引き分けという結果に終わりましたが、及川選手の17試合連続ホールドという偉業は特筆すべきです。リリーフ陣の奮闘が光り、引き続き期待の持てるシーズンが続いています。
キーワード解説

  • ホールドとは? ホールドは、救援投手が登板し、試合中にリードを守ることで記録される成績のことです。期待される役割を果たしたときにこの記録が付きます。
  • リリーフとは? リリーフは、先発投手が降板した後に登板する投手のことを指します。通常、試合の終盤に登場して得点を許さない役割を担います。
  • クライマックスシリーズとは? クライマックスシリーズは、日本プロ野球におけるプレーオフ制度で、レギュラーシーズンの成績を基にチーム同士が優勝を争うトーナメントです。

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