巨人のドラフト1位ルーキー石塚裕惺がプロ初安打を記録

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<広島-巨人>◇23日◇マツダスタジアム 東京読売巨人軍のドラフト1位ルーキー、石塚裕惺内野手(19歳)がプロ初安打を達成した

試合は広島東洋カープとの対戦で、5回表に二死の場面で代打として出場した石塚は、広島の玉村の投じた140キロの直球を捉え、中前に運んだ

石塚は9月14日に初めて1軍の登録を果たしており、2軍では54試合に出場し、打率3割2分5厘、3本塁打、23打点という好成績を残していた

特に、内野陣で故障が続く中、チャンスを得て1軍昇格を果たすことができたのは、彼の努力の賜物である

しかし、石塚は昨年3月に左有鉤骨を骨折し手術を受けるなど、度重なる故障に悩まされていた

今年7月にはフレッシュオールスターへの出場が予定されていたにも関わらず、左TFCC(三角線維軟骨複合体)を損傷し、辞退を余儀なくされた

そのような苦境の中で、この日の初安打を手にしたことは特別な意味を持つ

試合前、雨に濡れたグラウンドで、巨人の阿部慎之助監督が打撃投手を務め、石塚はフリー打撃を行った

阿部監督は「(1軍に)いる以上、こちらが責任を持って練習量を確保する必要がある」と述べ、選手の成長には、量をこなすことが重要であると強調した

特に「ウエートトレーニングだけでは、野球に必要な筋力をつけることはできず、振ることで鍛えるしかない」と語っていた

石塚裕惺
生年月日: 2006年4月6日、出身地: 千葉県八千代市

小学校時代は勝田ハニーズでプレーし、その後マリーンズジュニアに選出された

中学校では佐倉シニアに所属し、花咲徳栄高校では1年秋からレギュラーとして活躍

3年夏には同校を5年ぶりの夏の甲子園出場に導いた

2024年ドラフトで巨人に入団し、背番号は23

石塚選手の初安打は彼の努力の成果を示しています。度重なる怪我を乗り越えての成功は、多くのファンにとって感動的な瞬間であり、今後の活躍がますます期待されます。阿部監督の言葉からも、選手の育成への思いが伝わってきます。
キーワード解説

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