ニッポン放送で解説を務めた安仁屋宗八氏は、巨人の先発投手である戸郷翔征(とごうしょうせい)選手に対して言及した
戸郷は試合の初回から不安定な立ち上がりを見せ、2ボール2ストライクから投じたカーブが中村奨成選手にレフトへ運ばれる二塁打となった
その後、二死一、二塁という場面で末包昇大選手に対し、1ボール2ストライクから投じたフォークボールが相手に捉えられ、2点を奪われた
安仁屋氏は「戸郷選手の今年のパフォーマンスについて、いつも立ち上がりが悪い印象があります
追い込んでからの決め球が甘くなっている」と懸念を表明した
続く回でも、戸郷選手は0-2の状態で二死走者なしから投手玉村昇悟選手にセンター前安打を許し、さらに中村奨選手にはスタンド上段に本塁打を打たれてしまった
安仁屋氏は「もったいないですね」と戸郷選手のパフォーマンスを惜しむコメントを残した
最終的に戸郷選手はこの日4イニングを投げ、65球を要した結果、5被安打、4奪三振、4失点と、シーズン自己ワーストとなる9敗目を喫した
今回の試合では、戸郷選手の立ち上がりが特に課題として浮き彫りになりました。投手としての安定性は、試合に勝つためには欠かせない要素です。今後、彼がどのように修正していくのかが注目されます。
キーワード解説
- 先発投手とは? 試合の最初にマウンドに立つ投手で、チームの勝利に大きな影響を与える役割を持っています。
- カーブとは? 投手が投げる球種の一つで、バッターに対して予測を難しくさせるために使用されます。
- フォークボールとは? ボールが落ちる角度が大きい球種で、打者にタイミングを外させる効果があります。
- 奪三振とは? 投手がバッターを三振にすることを指し、投手の能力を示す重要な指標です。

