巨人・戸郷、広島戦で4失点の苦戦 今季9敗目を喫する

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◇セ・リーグ 巨人0―5広島(2025年9月23日 マツダ) 読売ジャイアンツの戸郷翔征投手(25)は、広島戦において今季20度目の先発登板を果たしましたが、初回と2回にそれぞれ2失点を喫し、最終的に4回を投げて5安打4失点で降板する結果に終わり、今季自身初の4連勝とはならず、9敗目(7勝)を喫しました

試合は初回から厳しいスタートとなりました

1番打者の中村奨に対し、甘く入ったカーブを左翼線に打たれ、二塁打にされてしまいます

続く3番打者・小園には死球を与え、1死1、2塁の場面を作り、結局5番の末包にフォークボールを打たれて2点を先制されることとなりました

2回には、無死ランナーなしの状況から相手先発の玉村に中前打を許した後、再び中村奨に内角の146キロ直球を打ち返されて9号ソロ本塁打を打たれるなど、この回も2失点

結果的に2回終了時点で4失点となり、試合は厳しい状況に陥りました

その後、戸郷は3回目に入ると、クリーンアップを3者凡退に抑えるなど持ち直しを見せますが、4回に再び難しい局面を迎え、先頭打者を出塁させるなどし、無失点ながらも安定感には欠ける内容でした

最終的には戸郷投手は65球を投げ、4三振を奪ったものの、得点を許したことで降板となります

しかし、代打に出されたルーキーの石塚が中前打を記録し、デビューから4打席目で待望のプロ初安打を打ったことは明るいニュースとなりました

戸郷は今季の広島戦において防御率が8.41と苦しみ、試合前の過去データからも相手との相性の悪さが影響したことが見受けられました

この試合について戸郷は「粘り切れなかったことがダメです」とコメントを残しました

戸郷選手は今季の広島戦で再び予想以上の苦戦を強いられました。特に初回と2回に早い段階での失点が試合の流れを大きく変えた印象です。今後の試合では同じ失敗を繰り返さないよう、適応力を見せてほしいです。
キーワード解説

  • 先発登板とは?
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