これにより、西武の今季勝ち越しが失われることとなった
与座海人の好投も実らず
西武の先発投手、与座海人（あいと）選手（30）は、試合を通じて8回を投げ、わずか4安打1失点（自責0）という素晴らしい成績を残したしかし、打線の援護が全くなく、痛恨の5敗目を喫してしまった
与座は試合終了後、「全体的には最少失点というところは良かったが、チームが負けてしまった部分は自分の責任でもある
2回の1点をどうにか防ぐことができていれば結果は変わっていたと思います」と悔しさをにじませた
決勝点は失策から
この試合の転機となったのは、2回の守備での失策だった無死からロッテの池田選手の打球が中前にバウンドし、西川愛也外野手（26）が後逸
この記録は中前打と失策として処理され、池田選手は三塁まで進んだ
続く無死一、三塁の場面では、山本選手の浅めの中飛を捕球後、送球に移る際に西川選手が落球し、三塁走者が帰還
この1点が決勝点となった
監督のコメント
西口文也監督（52）は試合後、「ちょっと迷いもあって前に出るのが遅かったようには感じますけどね、何とか体に当てるなり、グローブに当てるなりしてね、何とかひとつ止めて欲しかったというところですね」と選手に対して期待を込めたコメントを残した終盤のチャンスを生かせず
また、西武の打線は9回に無死満塁の好機を迎えるも、捕邪飛、空振り三振、遊ゴロと三者連続で凡退し、チャンスを活かすことができなかった西口監督は「最後のチャンスを何とかものにして、与座に勝ちをつけたかった」と唇をかんだ
今回の試合は、西武ライオンズにとって非常に悔しい結果となりました。与座投手の好投は称賛に値しますが、それに対する打線の不甲斐なさが際立った内容でした。逆転のチャンスを生かせなかったのは、今後の課題と言えるでしょう。
キーワード解説
- 与座海人とは？エースとして期待される若手投手で、今回の試合でも素晴らしい投球を見せましたが、チームの勝利には繋がりませんでした。
- 失策とは？野球において守備の選手が本来すべきプレーをミスすることを指します。この試合では失策が決勝点を許す要因となりました。
