DeNA三嶋一輝投手、来季構想から外れるが現役続行の意向を示す

横浜のプロ野球チーム、DeNAベイスターズの三嶋一輝投手（35）が、球団の来季の構想から外れていることが23日に報じられた

これにより、彼は今季限りでの退団がほぼ確実となった

三嶋投手は、今季までの13年間のうち1軍ではわずか6試合に登板し、防御率は10.80と芳しくない成績を残していた

一方、イースタン・リーグでは30試合に出場し、防御率2.51と好成績を収めていた

しかし、若手投手陣の台頭から1軍での出番は限られていた

彼は2012年に法政大学からドラフト2位でDeNAに入団

入団以来、主力選手としてチームを支えてきた経歴がある

開幕投手や先発ローテーション、さらには守護神やセットアッパーとしてのポジションも経験している

特に、2022年には国指定の難病、黄色靱帯骨化症を発症し、手術とリハビリを経た後、23年には復帰登板を果たすという不屈の闘志を見せている

最近では、復帰後初めて150キロを計測するなど、体調の回復に期待が寄せられていた

周囲からは「まだまだ体も元気だし、伸びしろを感じる」と語っており、現役続行の意向を示しているという

今季終了までプレーを続け、他球団からのオファーを待ちながらトレーニングを続ける意思があると考えられている

三嶋一輝選手のプロフィール

生年月日	1990年5月7日
出身地	福岡県
身長	175cm
体重	80kg
投打	右投げ両打ち
推定年俸	6500万円

三嶋投手の今季の成績の落ち込みを考慮すると、球団の方針に従った動きは理解できるものの、彼の忍耐力と復帰への努力は素晴らしいものです。若手投手の台頭が増す中でも、三嶋選手が現役を続ける意欲を持っていることは、ファンにとっても嬉しいことでしょう。今後、他球団での活躍を期待したいです。

キーワード解説

• イースタン・リーグとは？：日本のプロ野球における下部リーグで、若手選手や二軍選手が試合を行うリーグです。
• 開幕投手とは？：プロ野球シーズンの開幕戦で先発登板する投手を指します。チームのエースが務めることが一般的です。
• クローザーとは？：試合の終盤に登板し、リードを守り抜く役割を担う投手のことです。
• 黄色靱帯骨化症とは？：脊椎の靱帯が硬くなり、神経を圧迫する疾患で、しばしば痛みや運動障害を伴います。