ロッテ唐川、378日ぶり白星!今季初先発で快投を披露

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
◇パ・リーグ ロッテ1―0西武(2025年9月23日 ZOZOマリン) この秋の訪れを感じさせるZOZOマリンスタジアムで、ロッテの投手唐川が注目を浴びた

今季2度目の登板で初の先発としてマウンドに立った彼が、昨年9月10日のオリックス戦以来、378日ぶりに勝利を手にした

「今日は出来過ぎだった」と唐川は語り、特に捕手の植田に良い景色を見せることを目指していたと続けた

彼にとって、この試合での成果は格別であり、2人並んでお立ち台に立てたことが何よりもうれしかったようだ

試合では、唐川は7回を投げ切り、特に17年9月12日のオリックス戦における8年ぶりの7回投球を実現

3安打無失点という素晴らしいピッチングを披露し、「自分がこういう投手であることを示せたことは非常に価値のあることだ」と、自信に満ちた表情で話した

唐川は今年36歳

彼は中日・中田や元ヤクルトの由規と共に07年ドラフトで「高校BIG3」として注目された選手だ

彼の前回の登板は6月11日の広島戦で、延長11回の末に4失点、新たに古傷の右膝を痛めるというトラブルに見舞われた

回復までに2ヶ月を要し、再び1軍マウンドに戻るための2軍調整を経て、3ヶ月ぶりに先発登板を果たしたのだ

「周りの応援やファンがいるから頑張れた」と語る唐川は、心が折れそうな瞬間もたくさんあったことを振り返った

試合では最速148キロを計測した高速カットボールを駆使して西武打線を翻弄(ほんろう)

今季はこれで登板を終了し、故障からの復帰を果たした唐川は、契約更新の可能性があることも明らかにした

「良いものが出せた

もっと質を高めてコンスタントに出せる投手になりたい」と、さらなる向上を誓った

高校BIG3の最後の砦として、19年目のチャレンジを期待されている

唐川選手が378日ぶりに白星を手にしたことは、彼自身の復帰を意味するだけでなく、ファンにとっても希望の光を示しています。彼のような選手の努力と精神力が、チームだけでなく多くの人々に勇気を与えるとともに、プロ野球界へ貢献する姿を見ると感動を覚えます。今後の彼の活躍に期待したいと思います。
キーワード解説

  • 378日ぶり:約1年近くの時間を経ての復活を示す数値。
  • 先発:試合開始時にマウンドに立つ投手のことで、全試合で1チームにつき1名が担う重要な役割を果たす。
  • 高速カットボール:投球において、速いスピードで投げるカットボールのことで、打者にとっては非常に打ちづらい球種の一つ。
  • 高校BIG3:2007年の高校野球界で特に注目された3人の投手たちのこと。

SNSでもご購読できます。