ロッテ田中楓基、安定した投球力を見せる!防御率1.86でファームでの成長を実感

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ロッテの育成選手である田中楓基投手が、今季ファーム(育成選手を含む二軍)で素晴らしい成績を収めている

彼は昨季と同じ17試合に登板し、防御率が4.58から1.86と大きく向上した

これは、彼がバッターに対しての攻め方を明確に理解し、表現できるようになったことが要因と考えられる

球種の多様性が成長の鍵

田中選手は「スライダー、フォーク、カットボール、ツーシームをバランス良く使えるようになった」と語っており、この球種の多様性が成績向上に寄与している

特にツーシームは新たに取り入れた球種で、右バッターや左バッターのインサイドやアウトサイドに効果的に投げられることで、相手打者を封じ込めることができている

ツーシームの導入と効果

ツーシームは、ボールの回転が通常の直球とは異なり、バッターに対して独特の変化をもたらす

田中選手は春のキャンプで建山さんとの会話をきっかけに練習を始め、今ではボール先行のカウントでも効果的に活用できている

「ゴロアウトを狙うことができる」と自信を見せる

奪三振よりゴロアウト重視

田中選手は奪三振数はわずか16に留まるが、「奪三振を狙っていない

ゴロ率を重視して投球している」と明かす

彼は球数を節約しつつ、自身の特徴を活かした投球スタイルを追求している

今後の目標
ファームシーズンの残り試合数はわずか5試合

田中選手は「結果を維持することにこだわっていく」と決意を語っており、さらなる成長を目指している

田中楓基選手の成長は非常に注目に値する。防御率の向上や新たに覚えたツーシームが功を奏し、バッターへの攻め方を理解する姿勢はプロとしての成長を感じさせる。奪三振数の少なさを気にせず、ゴロアウトを狙う新たなスタイルは、チーム戦略にも貢献しそうだ。ファームシーズンの残り試合も彼の成績に影響を与えるため、最後までの奮闘が期待される。
キーワード解説

  • ファームとは?ファームは、プロ野球チームにおける二軍のことで、主に選手が怪我から復帰するためのリハビリや、若手選手の育成を目的としている。
  • 防御率とは?防御率は、投手がどれくらいの実力で点を防いでいるかを表す指標で、低い方が良い成績を示す。
  • ツーシームとは?ツーシームは、直球の一種で、ボールの回転が工夫されており、バッターが打ちづらい変化がある球種。
  • ゴロアウトとは?ゴロアウトは、打者が打ったボールが地面を転がることによって走者がアウトになるプレイのことで、投手が効率的に打者を仕留める方法の一つ。

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