充実した戦力を誇るタイガースは、対戦相手に対して盤石な戦いを見せている一方で、余剰選手が現れるという難しい状況に直面しています
今回はこのシーズン、一軍での出番が限られている阪神の選手に着目し、彼らの現状を紹介します
長坂拳弥とは？
長坂拳弥選手は、右投右打の選手で、身長173cm、体重80kgとされています1994年4月28日生まれで、高崎健康福祉大学高崎高を卒業した後、東北福祉大学を経て、2016年のドラフト7位で阪神タイガースに入団しました
プロ入り以来、メインの捕手として活躍する坂本誠志郎選手や梅野隆太郎選手の壁を崩せず、一軍での実績は乏しいです
プロ9年目の2025年シーズンは、一軍登録されたものの出場機会がなく、そのまま二軍降格となりました
東北福祉大学からのルーキーイヤーに一軍出場を果たしたものの、その後は出番が限られていました
しかし、2019年にはわずか2打席で連続本塁打を記録し、存在感を示しました
2022年には梅野選手の故障離脱を受けて、自己最多の22試合に出場する機会も得ましたが、定着には至りませんでした
2023年にはわずか10試合、昨年は5試合にとどまり、シーズン終盤の8月に一軍へ昇格したものの、その後も出場がないまま二軍降格となりました
ファームでの成績も41試合で打率.205、12打点と奮わず、9月21日に再び一軍昇格のチャンスを得たものの、成果を残すことが求められています
阪神タイガースの有力選手が、一軍に定着できない現状は、チーム戦力の強化に伴う競争の厳しさを如実に示しています。また、勝利に貢献する機会を求める選手たちにとって、試合での出番が訪れることを願うばかりです。
キーワード解説
- セントラル・リーグとは？プロ野球のひとつのリーグで、日本の6チームが参加しています。
- ドラフトとは？プロ野球のチームが若い選手を獲得するために行う選手選択のイベントです。
- 本塁打とは？野球で、ボールが外野フェンスを越える打球を指し、ホームランとも言われています。
