広島の中村奨成選手がヒーローインタビューで意気込みを語る—9号ホームラン含む猛打賞で勝利に貢献

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◇プロ野球セ・リーグ 広島5-0巨人(2025年9月23日、マツダスタジアム)この日、広島東洋カープの中村奨成選手は、9号の2ランホームランを含む猛打賞と称される活躍をし、ヒーローインタビューに登場しました

猛打賞とは、一試合で複数の安打を打ち、なおかつその中に長打(例えばホームラン)が含まれる成績を指します

この試合では、広島が巨人に5-0で勝利を収める結果となり、観客数は32,094人に上ったものの、広島は今季のクライマックスシリーズ(CS)進出の可能性がすでに消滅していることが示されています

試合の途中、雨も降る中、中村選手は「Bクラスになってしまったんですけど、こうやってたくさんの人が応援に来てくれるので、その中でかっこ悪い姿は見せられない

どんな試合でも結果が出せるようにという思いでやっています」と、ファンに感謝の意を表しつつ、試合に臨む姿勢を語りました

中村選手は、第2打席で放たれたホームランについて、「目の前で玉ちゃん(玉村昇悟選手)が良いヒットを見せてくれたので、『続かなきゃな』と思って打席に入りました」と、仲間からの刺激がパフォーマンスに繋がったと述べました

この日、彼は二塁打や本塁打、内野安打を記録し、サイクル安打達成まであと三塁打というところまで進んでいましたが、7回の第4打席でセカンドゴロに倒れ、「狙ってましたけど、ちょっと力みました」と笑いを交えながらコメントしました

現在8年目を迎え、26歳の中村選手は昨年までのキャリアで最も多くの99試合に出場し、2桁ホームランも目前に迫っています

「ホームランバッターじゃないんですけど、2桁というところが目の前に来ているので、なんとかあと1本打たせてください」と、さらなる挑戦への意気込みを示しました

中村選手の活躍はファンにとって大きな喜びであり、試合の雰囲気を一層盛り上げました。特に、仲間からの刺激を受けてプレーする姿勢は多くの人に共感を呼び、さらなる期待を抱かせる内容でした。彼の言葉からは、チームに対する愛情と向上心が強く感じられました。
キーワード解説

  • 猛打賞とは?一試合で複数の安打を記録し、その中に長打(ホームランなど)がある場合に使われる表現です。
  • クライマックスシリーズ(CS)とは?日本のプロ野球において、リーグ優勝チームとその次に成績の良いチームが戦うプレーオフのことです。

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