2025年1月11日、福岡・筑後市のファーム施設で始まった新人合同自主トレーニングの第2クールに参加した彼は、最新鋭の打撃マシン「トラジェクトアーク」を使用した打撃練習に臨んだ
このマシンは、対戦投手の投球フォームを映し出し、球速や球種、そしてボールの回転数を精密に再現するバーチャルシステムを備えており、庄子はロッテの投手、種市と“対戦”した
庄子は直球のみが投げられる設定で18球打ち、8球が空振りに終わる結果となった
しかし、16球目には、球速147キロの内角寄りの直球を右前方向にライナー性の打球を放つことに成功した
最終的にヒット性の打球はこの1本のみであり、庄子は「高校や大学と比べて、本物のスピードと強さを感じた
それにどう対応するかが今後の課題です」と語っている
プロの球をリアルに再現するマシンの前に立たされた庄子は、初球を見た際にはその速さに驚いたものの、試行を重ねるうちに冷静さを取り戻した
「あとはしっかりとアジャストできるかが大事」とも述べ、今後の成長への期待を示した
庄子にとって大きな刺激となったのは、前日10日に都内で開催された12球団の新人選手研修会に参加したことで、その際に講師を務めたのが元阪神の名短距離走者、鳥谷敬氏(43歳)だった
庄子は「鳥谷さんが言った、自分の時間をどう野球に活用するかというのは非常に響いた
無駄のない過ごし方をしたいと思います
将来的にはショートと言えば『庄子』と呼ばれる選手になりたい」と意気込みを語った
庄子選手は、プロとしての厳しい洗礼を受け、今後どのように成長していくのかが楽しみです。また、先輩選手の話をしっかりと聞き入れ、自分をどう成長させるかに真剣に向き合っている姿勢が印象的です。期待通りの結果を残せるよう、これからの練習に励んでほしいと思います。
ネットの反応
ソフトバンクのドラフト2位選手・庄子雄大が、最新鋭の打撃マシンに挑戦したことを受けて、多くのコメントが投稿されています
彼は高校や大学での経験とは違い、プロの練習環境の厳しさを実感した様子です
コメントの中では、「セカンドでいきなりレギュラーとっちまえ」という期待の声がある一方で、「打撃が厳しそう」といった懸念も同時に表明されています
また、庄子選手は足の速い選手とされていますが、その打撃力が試合での出場に影響するため、課題が残るのではないかとの指摘もあります
特に、直球に対する反応について「直球のみで8球連続空振りはかなりヤバイ」という意見があり、プロの投手の球に対応する難しさが強調されています
その一方で、「他球団に先んじてプロ投手のボールに触れる機会が訪れたのは大きな一歩」と評価する声もあり、今後の成長に期待が寄せられています
さらに、「庄司と周東が並んだら、とんでもなく相手チームは嫌だろうね」というように、彼のパートナーとなる選手との相性に期待を寄せるコメントもありました
コメント全体としては、庄子選手のポテンシャルを評価しつつも、今後どのように成長していくかを見守りたいという願望が伺えます
そして、打撃だけでなく守備や選球眼の向上にも注目が集まり、ファンの期待に応える活躍が求められています
ネットコメントを一部抜粋
セカンドでいきなりレギュラーとっちまえ
直球のみで8球連続空振りはかなりヤバイ
他球団に先んじてプロ投手のボールに触れる機会が訪れたのは大きな一歩ですね。
スピードスターだからね、いずれ打撃で.280ぐらい打てたら今宮の後任になれるし。
がんばれ、打つだけじゃなくて四球とれたりすれればスタメン定着できますからね。
キーワード解説
- ドラフトとは?:プロ野球選手を選ぶための選抜で、多くのチームが新人選手を選ぶために行います。
- 打撃マシンとは?:バッターの練習を助けるために、実際のピッチャーの投球を模倣する機械のことを言います。
- アジャストとは?:状況や環境に応じて自分のスタイルやプレーを調整することを指します。
- ショートとは?:野球の内野におけるポジションの一つで、主に左側の守備を担当します。