この勝利により、ソフトバンクの優勝マジックナンバーは4に減少した
最近の試合では2試合連続の完封負けを喫していた打線が、この日は打撃好調で14安打を放ち、計8得点を挙げたことで連敗を4で止めた
試合のハイライト
初回、今季初めて1番打者に起用された柳田選手が右翼線への二塁打を放ち、続く近藤選手が右前打でつないだこれにより無死満塁の場面となり、中村選手が二ゴロで1点を先制
オリックスとの4連戦では6度の満塁で無得点に終わっていたが、この日満塁の呪縛を解いた
柳田選手は右けい骨の骨挫傷から復帰後、3試合目で初めて守備に就き、9打席目で待望の初安打を記録した
投手陣の活躍
投手のモイネロ選手は7回を投げて4安打1失点の好投を見せ、自己最多の12勝目を挙げた試合後、モイネロ選手は「今日は体の状態が良かった」と語り、直近2試合での不調を乗り越えたことを示唆した
監督のコメント
試合後、小久保裕紀監督は以下のようにコメントした- 初回の得点について
- 「また満塁になって、どうなることかと思ったけど
どんな形でもいい、ぐちゃぐちゃな1点でも入ったので」 - 柳田選手の安打について
- 「ベンチも、ものすごい盛り上がった
レフトフライ捕るだけでも盛り上がっていた」 - 1番打者起用について
- 「1番にふさわしい打者がいないから、彼がスタメンで一番ふさわしいという判断です」
- モイネロ選手の投球について
- 「今日は体の状態が良かったので、安心しました」
- 次戦について
- 「明日のことを考えます」
キーワード解説
- 優勝マジックとは、野球におけるチームが優勝を決定するために必要な勝利数を示した数字のことです。
- 完封負けとは、試合で得点を全く挙げられずに敗北することを指します。
- 満塁とは、野球において三塁、二塁、一塁の全てに走者がいる状態を指し、得点のチャンスが最も高い場面です。
- 打点とは、走者をホームに帰すことに成功した時に与えられる価値のことです。

