広島・床田寛樹、自身苦しいシーズン終盤も意地の一発

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プロ野球広島東洋カープの左腕、床田寛樹選手は、9月9日の読売ジャイアンツとの試合で残念ながら初回に6失点という大炎上を経験した

しかしその後は7回まで1安打に抑え、投球を持ち直す姿を見せた

床田選手は後に「何で最初からできなかったのかな」と悔しさを口にした

この試合では、念願だったプロ初ホームランも放ったが、自己ワーストとなる10敗目を喫したため、嬉しさは薄れてしまった

特に、8月下旬にはエースの森下暢仁選手が右肩の張りで離脱しており、その間に床田がどれだけ踏ん張れるかが課題となっていた

翌週の8月26日の巨人戦では1失点完投を達成し9勝目を挙げるも、9月に入ると再び厳しい展開が待っていた

9月2日のDeNA戦で2回7失点のKO、17日の阪神戦では6回4失点と、立ち上がりでの大量失点が続く

これにより、チームはCS(クライマックスシリーズ)圏内との差を広げてしまった

床田選手は、8月終了時点でのチームの順位が3位から、9月の2連敗によってCS圏外となり、その負担が重くのしかかっている

リーグ最多の投球回数168回2/3を記録するも、自己最多167回を超えたことは評価できるが、「9月に勝つことがもっと重要」と意気込んでいる

今シーズンの結果が来季にどのように影響を与えるのか、そして、床田が次の試合でどんな投球を見せるのか、引き続き目が離せない

画像=兼村竜介床田選手の今シーズンは、特に9月の厳しい試合が続いている印象ですが、それでも彼の持ち直しやプロ初ホームランはポジティブな要素です。エースとしてのプレッシャーが重い中で、次の試合へ向けてどれだけ気持ちを切り替えられるかがカギとなるでしょう。
キーワード解説

  • 炎上とは?大炎上とは、選手やチームが試合の序盤にものすごい失点を重ねてしまうことを指します。この場合、試合の流れが相手チームに有利に進むため、非常に厳しい状況を意味しています。
  • 完投とは?投手が試合を通して自ら投げ切ることを意味します。特に失点を最小限に抑え、チームの勝利に貢献することが求められます。
  • CS圏とは?クライマックスシリーズの出場権を獲得するための順位を指します。シーズンの成績によって出場可能チームが決まります。

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