この試合の8回、松本選手は2点リードの場面で登板
先頭打者の浅村栄斗選手に対して、158キロのストレートを投じ、空振り三振に打ち取るなど、危なげない内容で三者凡退を達成した
この結果、ホールドポイントは43に達し、2位以下の選手たちが残り試合の都合で松本選手を上回ることは不可能となり、初タイトルの獲得が確定した
松本選手は盛岡大学附属高校から2014年ドラフト1位で福岡ソフトバンクホークスに入団した
入団当初は先発ローテーションの一翼を担うことを目指していたが、22年に発生した鍼が体内に残留するという事故をはじめとする数々の不運に見舞われ、なかなか定位置を得られなかった
今季から本格的にリリーフとして活躍し、昨シーズンは肩のケガにより優勝時には戦列を離れていたが、多くの困難を乗り越えて11年目にしてついに初タイトルを獲得した
この試合のハイライトは、福岡ソフトバンクホークス公式Xによって動画が公開されており、ファンからは「最優秀中継ぎ投手おめでとう！初タイトル！」「ユニフォームを買います」「さすが松本！見事なリベンジ成功だった！」との祝福の声が寄せられた
松本裕樹選手の初タイトル獲得は、選手自身の努力と苦難を乗り越えた結果です。彼の成長過程を知るファンにとって、この成功は特に感慨深いものでしょう。今後の活躍も楽しみです。
キーワード解説
- ホールドとは？：ホールドはリリーフ投手に与えられる記録の一つで、試合を勝利に導く重要な役割を果たした証です。具体的には、リードを保ちながら登板した投手が得点を許さずに勝ちを収めた場合に記録されます。
- 中継ぎ投手とは？：中継ぎ投手は試合の途中で登板して試合をつなぐ役割を担う投手のことです。先発投手が疲れたときや、ピンチの場面で登場してゲームの流れを変えることが期待されます。
- タイトルとは？：プロ野球では、特定の成績を達成した選手に与えられる名誉や称号のことを指します。順位や成績に応じて授与され、選手のキャリアにおいて非常に重要な意味を持っています。
