この試合は、敗れればクライマックスシリーズ(CS)進出の可能性が完全に消滅するという厳しい状況で行われたが、西武は意地を見せた
試合の経過
先発投手の今井達也(27)は、清宮や水野に本塁打を浴びて5回4安打4失点で降板することとなった「ファイターズ打線にやられてしまいました
シンプルに打たれてしまったということです」と語る今井には元気がなく、3年連続での2桁勝利の道も険しいものになった
打線の不振からの復活
打線も、日本ハム先発の北山に6回まで散発4安打とほとんど攻め手なく、23日のロッテ戦から3試合連続で零封される危機が漂っていたしかし、7回にゲームが動いた
セデーニョの安打と相手の失策で二死一、二塁の好機を得た西武は、2番・滝沢夏央(22)が右線へ適時二塁打を放ち、ついに得点を挙げた
厳しい判定が覆る瞬間
二塁走者の元山と一塁走者の西川がホームを狙う中、田村捕手とのクロスプレーが発生一度は「アウト」と判定されたが、ベンチがリクエストを請求した結果、西川の手が田村のミットの下をくぐる形での「セーフ」という判定に覆った
これにより試合の流れが一気に西武に傾いた
集中打での逆転
さらに勢いに乗った西武は、4番・ネビンが2番手・上原からバックスクリーン左に18号3ランを叩き込み、一挙に5得点を挙げて逆転に成功これにより試合は5-4となり、そのまま勝利を手にした
逆転に成功した後は、8回をラミレスが、9回を平良が無失点で抑え、そのまま逃げ切った
この試合は、スポーツにおける意地と逆転の力を示す素晴らしい例と言えるでしょう。特に後半の盛り返しは、選手たちの精神力が試される瞬間であり、ファンにとっても記憶に残る試合となるはずです。
キーワード解説
- クライマックスシリーズ(CS)とは?
- 逆転劇とは?
- リクエスト制度とは?

