広島・小園海斗、初の打撃3冠タイトル獲得に迫るも冷静を保つ
広島東洋カープの内野手、小園海斗(25)が、2025年9月26日から始まる東京ヤクルトスワローズとの2連戦を前に、自身初の打撃3冠タイトルに向けた挑戦について、自身の心境を語った2018年のドラフト1位として広島に入団した小園は、プロ7年目にして打率、安打数、出塁率のリーグトップを記録
特に打率は.306、安打数159、出塁率は.362と好調を維持している
小園は、自身のタイトル獲得について「獲れたらいいんですけどね」と自然体を強調し、あまり気にしていない様子を見せた
彼の発言は、若き選手としてのプレッシャーに対する冷静さを示しており、多くのファンからは称賛されている
新井貴浩監督は、小園の努力を認め、彼の全面的なサポートを約束した
小園は、相手チームの選手との競争を意識しつつ、プレーの状況によっては故障者が出た場合のチャンスを考えている
例えば、パシフィック・リーグで打率トップを走っていたオリックス・西川選手が今月21日に骨折で登録を外れたが、小園は「一緒に(首位打者を)獲れたらいいな」と、その思いを語った
残り試合の起用については、出場しなければ安打数は増えず、また出場すれば成績が下がるリスクも考慮されている
新井監督は「首位打者を狙いながら、状況を見てマネジメントしていきたい」との意向を示している
この戦略により、チームとしても確実に結果を残すことが求められている
小園選手の自然体での発言は注目に値する。若手選手がタイトル獲得のプレッシャーをうまくこなしている様子が窺え、ファンとしても期待が高まる。監督のサポート体制も心強く、今後の活躍に期待がかかる。
キーワード解説
- 打撃3冠とは?打撃3冠とは、打率、安打数、出塁率でリーグ1位の成績を収めることを指します。これを達成すると、選手としての価値や実力が高く評価されます。
- 出塁率とは?出塁率は、選手がどれだけ出塁(塁に出ること)ができるかを示す指標で、高いほうが良い選手とされます。ヒットや四球などで塁に出ることがカウントされます。
- 監督とは?監督はチーム全体の戦術や選手の起用を決定する最高の指導者です。選手の成長をサポートする役割も果たします。

