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阪神・中野拓夢選手、打撃改革に挑む シーズン目標は3割&30盗塁

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 阪神タイガースの内野手、中野拓夢選手(28)が2025年1月11日、愛知県岡崎市の岡崎レッドダイヤモンドスタジアムにて自主トレーニングの様子を公開しました

中野選手は、自己の最大の課題である「打率向上」に対して、打撃改革を行っていることを明らかにしました

また、2025年の春季キャンプでの赤星憲広臨時コーチからの指導を楽しみにしており、シーズンの目標として打率3割と30盗塁を掲げています

打撃改革の取り組み

 中野選手は打撃のコンタクト率を向上させるため、下半身を中心とした「瞬発系」のトレーニングを行っています

「お尻や内ももを強化することで、より良い打撃を実現したい」と語っています

また、シーズン中に行う筋力トレーニングが難しいため、今のうちに筋肉量を増やすことも重要だと述べています

バッティング練習について

 練習内容については「1時間くらいぶっ通しでバッティングを行っている」とし、あまり休憩を取らずに振り続けることがキャンプに向けての体力作りに繋がると説明しています

理想の打撃は「野手のいないところに打つことを意識しつつ、低く強い打球を打つこと」としており、さらなる成長を目指しています

個人とチームの両立を追求

 打率3割に到達すれば、ベストナインへの選出も近づくことが期待されますが、中野選手は個人タイトルよりもチームの勝利を重視しています

「ヒットを重ねていけば自然と率は上がり、盗塁数も増える」と前向きな姿勢を見せています

選手キャリアを見据えて
 中野選手は、過去2年連続で全試合出場を果たしていることに触れ、「ケガをしないことが最も重要」と強調しました

また、選手会長2年目にあたる中、昨年は個人的な成績が振るわなかったため、「新しい気持ちでチームを引っ張っていきたい」と意気込みを語りました

 中野選手が打撃改革に挑む姿勢は、選手としての成長を強く求めるものです。打率向上と盗塁数の増加を目指す彼の取り組みは、個人の成績だけでなく、チーム全体の士気にも影響を与えるでしょう。また、選手会長としてのリーダーシップを発揮することで、チームを一層盛り上げる存在になることが期待されます。
キーワード解説

  • 打率とは? 打率は、野球における選手の打撃成績を示す指標で、実際にヒットを打つことができた打数の割合を表します。例えば、打率が.300なら、3回に1回は安打を打っているということです。
  • コンタクト率とは? コンタクト率は、打者がボールにバットを当てる確率を示す指標で、質の高い打撃を評価するための重要な要素の一つです。高いコンタクト率は、出塁機会を増やすことに繋がります。
  • 盗塁とは? 盗塁は、バッターが打席に立っているスピンオフの状態で塁を進むことを指し、その状況では相手チームの守備をかいくぐって絶妙なタイミングで次の塁に進むテクニックが必要です。

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