ロッテ、西川の活躍も虚しく最下位決定

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◆パ・リーグ オリックス4−6ロッテ(25日・京セラドーム) 今季初の4連勝を飾ったロッテだが、西武が日本ハムに勝利したため、17年以来8年ぶりとなる最下位が決定した

バスのエンジン音が響く試合後の駐車場

静かに歩く選手の中に西川の姿もあった

4回に2点打を放つなど、37度目のマルチ安打をマークし、沈んだチームの中で希望の光となっている

「しっかりと毎打席、ヒットを狙って、今はやっています」と語る西川選手

現在の打率は2割8分2厘であり、目標に掲げる3割達成は難しい状況だが、規定打席到達は見えてきた

5打席まわってきて420打席となり、残り6試合で23打席立てばクリアできる

さらに、リーグトップの27二塁打と新人最多の111安打という成績を誇る西川選手は、楽天の宗山、西武の渡部聖、日本ハムの達選手らとともに新人王獲得を争う可能性が十分にある

来る試合での成績次第では、その実現が期待される

最下位が決まった試合後、吉井監督は「これは結果なのでね

しっかりと受け止めて、残りの試合、全部勝つつもりでやります」と気丈に話した

指揮官は残り6試合も西川選手を1番で起用し、新人王獲得の道をサポートする意向を示した

ロッテが今季初の4連勝を果たしたものの、西川選手の活躍をもっても最下位が決定したことには残念さが伴う。西川選手自身の成績がすぐれたものであっただけに、チーム全体としてより良い結果を残す必要がある。残りの試合での逆転劇を期待したい。
キーワード解説

  • マルチ安打とは?:一試合に複数の安打を打つことを指し、選手の打撃力を示す重要な指標の一つです。
  • 新人王とは?:プロ野球において、その年のルーキー選手の中で最も優れた成績を残した選手に贈られる賞です。
  • 打率とは?:選手のヒット数を打数で割った数値で、打撃の成功率を表現します。高い打率は選手の打撃力が高いことを示します。

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