パ・リーグの見どころ:西武の新星篠原、そして楽天の逆転劇

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2025年9月26日、プロ野球パシフィック・リーグの試合が行われ、西武ライオンズと北海道日本ハムファイターズ、東北楽天ゴールデンイーグルスと福岡ソフトバンクホークスの対戦が注目を集めている

特に、この日はドラフト5位ルールで入団した西武の新星・篠原響と、逆転のチャンスを狙う楽天のボイトに関する話題が多く取り上げられるだろう

埼玉西武ライオンズ vs 北海道日本ハムファイターズ

前夜の試合で劇的な逆転勝利を果たした西武は、ルーキーの篠原響を先発投手として起用する

篠原は福井工大福井高から入団した右腕で、今季ファームでは16試合に登板し、8勝5敗、防御率2.20という素晴らしい成績を残している

なお、防御率とは、1試合当たりの自責点を示し、投手の実力を語る指標である

9月7日のロッテ戦でプロ初登板を果たしたものの、5回途中で4失点を喫し、黒星を記録

その後の2度目の登板で初勝利を狙う

一方、北海道日本ハムは現在、首位のソフトバンクに4ゲーム差と離され、残留をかけた重要なゲームとなっている

エースの加藤貴之が先発登板し、今季西武相手に3試合で防御率1.56という圧倒的な成績を誇るが、勝ち星はまだない

この試合では好投を期待されており、逆転優勝の望みを繋げるための一戦となる

東北楽天ゴールデンイーグルス vs 福岡ソフトバンクホークス

4位の楽天は逆転でのAクラス入りを目指しているものの、現在2カード連続で負け越している状況である

この試合は、目の前でのソフトバンクの胴上げを阻止するため、何としても勝ち取りたい試合だ

特に注目されるのはボイト選手

彼は9月の間に打率.328(67打数22安打)、5本塁打、9打点という成績を上げており、チーム内でもリーダー的存在である

首位を走るソフトバンクは、オリックス戦で4連敗を喫したが、楽天戦での連勝で優勝マジックが2に迫っている

先発の上沢直之は今季21試合で11勝6敗、防御率2.72を記録しており、2021年の自己最多成績である12勝にあと1勝というところまで来ている

今回の試合でも彼の投球によってチームを勝利に導くことが期待される

今回のパ・リーグの見どころでは、新人選手やエース投手の活躍が強調されており、特に西武の篠原響選手に注目が集まっています。逆転を狙う楽天も勝利を必要としているため、全力で戦う姿勢が期待されます。
キーワード解説

  • 防御率とは?投手が投げた回数に対して、自責点(自分の投球によって失った点数)を基に算出した数値で、投手の実力を測る重要な指標です。

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