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阪神・畠世周投手、鳴尾浜での初出勤を振り返る

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阪神タイガースに新たに加入した畠世周投手(30)が、現役ドラフトを通じて移籍後初めて鳴尾浜球場に姿を現しました

11日には、その記念すべき日を迎え、久々の球場に帰ってくることとなりました

彼がこの球場に訪れるのは、近畿大学時代の2016年以来、約9年ぶりということで、彼にとって特別な瞬間となりました

当日は少々ドタバタした出勤となり、タクシーで球場に到着するも、関係者用の入り口ではなく観客用の入場門前で降ろされるという珍ハプニングにも見舞われました

周囲を和ませる彼の天然な行動が、早くも虎党の心を掴んだようです

畠投手は入場後、無事に練習に入ったものの、ウエートルームがどこにあるのか迷ったり、室内練習場でスイッチを探して暗い中で練習する姿も見受けられました

こうした彼の天然ぶりには、ファンたちも思わず笑みをこぼしたことでしょう

畠投手は自身のプロ入り以来、巨人での経験を積み、様々な困難を乗り越えて帰ってきました

「やっぱり雰囲気は違いますね」と語り、新たなスタートに意気込んでいます

初日のキャッチボールでは、先輩投手・石井とのやり取りの中で「伸びが半端ない」と、その球威に驚きを見せました

阪神・藤川監督は早速、畠投手を中継ぎとして起用する方針を示しており、ファンから愛されるキャラクターに成長していくかもしれません

まさに「虎の畠」として、新たなシーズンに向けて力強いスタートを切ったと言えるでしょう

畠世周
1994年5月31日生まれ

広島県出身で、近大広島高福山出身

近大では関西学生リーグで通算13勝を挙げ、3年秋には3連続完封勝利を達成

2016年ドラフト2位で巨人入りし、17年に中日戦で初勝利を収める

23年3月に右肘のクリーニング手術を受け、24年シーズンは1軍で1試合、2軍では37試合をこなし、防御率1.41を記録した

阪神に新加入の畠投手の初出勤は、彼にとってもファンにとっても特別な日であった。天然な一面を見せながらも、順調に練習に取り組む姿には、今後の成長が期待される。中継ぎ起用が決まっているだけに、シーズンを通じてどのような活躍を見せるのか、注目が集まる。
キーワード解説

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