試合を振り返った杉内俊哉投手チーフコーチ(44)は、投手陣のパフォーマンスに対する懸念を表明した
先発投手の苦戦
先発の山崎は、今シーズン自己最短となる3回で6安打4失点を喫し、早々に降板初回には先頭打者の蝦名に死球を与え、その後の桑原との連打で満塁となった
さらに、一死後に山本に押し出し四球を与え同点とされた後、佐野に犠飛を許し1点を勝ち越された
初回からの不安定さ
初回の立ち上がりからの不安定な投球が、試合の流れを悪化させたと杉内コーチは分析する「先頭に死球を当てたことも影響したのかもしれません
流れを掴めず、結果的にズルズルとルーズになってしまった」と話す
最終戦への期待
それでも、杉内コーチは今季最終戦となる10月1日の中日戦(東京ドーム)での山崎の先発について、「可能性は十分あると思います」と期待を寄せた投手陣の課題と改善点
この日の試合では、投手陣全体で制球が安定せず、6投手が合計で10個の四死球を記録一方で、杉内コーチは「DeNAの打線は調子が良い選手が多いので慎重にならざるを得ない
フォアボールを出さないピッチャーはいませんが、どこで勝負するかはバッテリーでしっかり話し合って決めなければなりません」と述べ、配球の改善が必要だと指摘した
今回の試合では、巨人の投手陣が初回から不安定な投球を見せ、流れをつかむことができなかった。杉内コーチの指摘通り、配球やサインの改善が求められる状況であり、来週の先発ローテーションがどのように変化するのか注目が集まる。
キーワード解説
- 投手コーチとは?選手の投球指導や戦略を考える役割を持つコーチのこと。
- 制球力とは?投手がボールを投げる際に、どの場所にコントロールして投げられるかという技術のこと。
- フォアボールとは?投手が打者へのボールを投げ、打者がバッティングしなくても塁に出られることを指す。

