阪神の森下選手、見逃し三振に不服の態度を示すも冷静なコーチングで事態収束

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2025年9月26日、甲子園球場で行われた阪神対中日の一戦において、阪神の外野手・森下翔太選手が二回の第2打席で見逃し三振の判定に不満を抱き、予想外の場面が展開された

5球目、143キロの内角球がストライクに取られると、森下は左手を振って球審の白井氏に不服の態度を示した

この瞬間、白井球審は森下に寄り添う形で詰め寄る場面が見られ、球場内は不穏な空気に包まれた

と、その際、ベンチから急遽上本打撃コーチが出てきて、二人の間に入ることで事態を収束させた

この迅速な対応に、ファンは「上本が一番のファインプレー」と称賛するコメントを多数送った

森下選手はその後、苦笑いを浮かべながらベンチに戻った

上本コーチは、2008年に阪神にドラフト3位で入団し、勝負強い打撃とパンチ力が特徴の選手だった

怪我に悩まされながらも、現役では522安打を記録

引退後はアカデミーの指導や、2023年には2軍野手コーチに就任し、今季からは1軍打撃コーチとして活躍している

今回の出来事は、プロ野球の試合において選手と審判との関係がどれほど繊細であるかを示しています。森下選手の反応からは、選手自身の気持ちが強く表れていますが、それを上手く制御した上本コーチの行動が特に評価されており、コーチの存在がチームにとっていかに重要であるかを再確認させてくれるシーンでした。
キーワード解説

  • 見逃し三振とは?:打者が投手の投球を見逃し、ストライクと判定されることを指します。特に、投球がストライクゾーンに入る場合には、打者にとって非常に重要な心理的瞬間となります。
  • 内角球とは?:投手が投げるボールのうち、打者の体に近い位置に投げられたボールのこと。打者にとっては打ちづらいコースでもあり、戦略的に重要です。
  • 球審とは?:試合中にプレイヤーやボールの行動を判断する審判の一人で、ストライクやボールの判定など、試合の進行を左右する重要な役割を持っています。

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