阪神の下位打線が意地の粘りを見せ、高橋宏斗のタイトル獲得をサポート

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<阪神-中日>◇27日◇甲子園 阪神タイガースの下位打線が、名古屋ドームでの中日ドラゴンズとの試合において、先発投手・村上頌樹(27)のタイトル獲得への道を後押しする形で意地を見せた

試合は0-0で迎えた4回の裏、タイガースの7番打者、木浪聖也内野手(31)が粘り強く四球を選んだ

木浪はカウント2-1から4球連続でファウルを打ち返し、8球目のボール球を見逃してフルカウントに持ち込むと、さらに2球をファウルにして11球目の外角154キロの直球を見送って四球を取得した

このプレーは、木浪が打席で見せた根気強さが光った瞬間だった

続いて8番打者の坂本誠志郎捕手(31)が中前打を放ち出塁すると、9番の大竹耕太郎投手(30)もフルカウントからの打席で四球を選び、試合は進行した

中日先発の高橋宏斗投手(23)は、4回までに4つの奪三振を記録しリーグトップの村上選手に1個差の135奪三振を達成していたが、タイガースの下位打線の成長を感じさせる粘りが目立つ試合展開となった

阪神タイガースの下位打線の粘りは印象深いものがありました。特に、木浪選手の四球選択は試合の流れを変えるきっかけになりえるプレーでした。チーム全体が高橋投手の激しいピッチングに対抗して、状況に応じた積極的な打席を展開していることが伺えました。
キーワード解説

  • 四球とは?:四球は、投手がバッターに対して4球投げた時に自動的に出塁できることを意味します。このルールは、バッターが投球を振らずにベースを一つ進めることができるため、攻撃側にとって非常に有利です。
  • 奪三振とは?:奪三振は、投手がバッターを三振にすることを指します。三振は、バッターが3回ボールを振っても当たらないか、3回目のボールがストライクゾーンに入ることで成立します。

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