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浅野翔吾選手、高松での自主トレを公開し新たな決意を表明

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巨人の浅野翔吾外野手(20)が11日、香川県高松市のレクザムスタジアムで自主トレーニングを行い、その内容を公開した

高卒2年目を迎えた浅野選手は、故郷での単独練習を通じて「自由に時間が使える」とし、自らの成長を実感していることを語った

効率的なトレーニングで力強い打撃を目指す

浅野選手は、この日はフリー打撃やロングティーといった練習を約2時間行い、合計500スイングをこなした

練習の最後には両手を膝につくほど追い込む過酷な内容となり、「振る力をつける」と目標を掲げた

阿部監督からの助言を受け、「自分に負けずにやることが精神的なトレーニングになる」と語り、疲れた中でも自ら追加で10球打つ姿勢を見せた

思い出の地でのトレーニングが未来を導く

浅野選手にとってレクザムスタジアムは、過去に高松商業高校の選手として甲子園出場を決めた思い出深い場所である

清原和博選手と並ぶ高校通算64号本塁打を放った場所でもあり、彼にとって特別な意味を持つ

このスタジアムで巨人の1軍公式戦が開催されていないことから、浅野選手が今後中心選手として活躍すれば、その機会が増える期待も寄せられている

後輩へ向けたメッセージも忘れない

自主トレーニングの後、浅野選手は矢野2軍打撃チーフコーチとともに香川県内の小中学生約60人を対象に野球教室を行った

「高松商は私生活も見られている」と述べ、しっかりとした生活を送ることの重要性を強調した

卒業生として後輩たちにエールを送り、自らの経験を次世代に伝える姿勢が見られた

今年の漢字は気持ちを込めて「優」と選択

浅野選手は、これからのシーズンに向け「優勝」と「後輩に優しく」を込めて、今年の漢字を「優」とした

自身の進化を誓い、巨人連覇のために貢献することを期待されている

浅野選手の自主トレーニングの公開は、彼の成長への強い意欲を示すものであり、故郷での時間を有意義に使っていることが伝わりました。後輩へのメッセージもあり、彼自身が自分の経験を基に次世代をサポートしようとする姿が感慨深いです。
キーワード解説

  • 自主トレーニングとは?:選手が自主的に行う練習で、指導者がいない中で体力や技術の向上を目指す活動。
  • フリー打撃とは?:ピッチャーが投げたボールをバッターが自由に打つ練習のことで、実戦に近い形で打撃能力を向上させる。
  • ロングティーとは?:打者がボールを長距離に飛ばすことを目的とした練習で、打撃フォームを修正するためにも用いられる。

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