4点リードの9回に伊勢大夢投手（27）が一挙5失点
1点リードに迫られた2死満塁の場面で、巨人佐々木に逆転の2点適時打を浴びて降板した
この試合は勝てば2位が確定となる重要な試合であり、3位巨人との直接対決でもあったため、両チームの緊張感が高まっていた
試合終了後、三浦大輔監督（51）は「相手も必死ですし、あそこは伊勢にかけたんですけど、無理させてしまった
申し訳なかったです」と、選手への信頼とその結果に対する悔しさを語った
しかし、伊勢は試合を通じて相手打線に対応しきれず、最終回に痛恨の失点となった
さらに、チームには故障者が続出し、クライマックスシリーズ（CS）に向けて不安要素が残る
7回には2番手の宮城が上半身の違和感で緊急降板し、この状況が続くとチームにとって大打撃となる
前日の試合で緊急降板した東の上半身の状態も良くなく、ランナーとしての活躍が期待されていたオースティンも下半身の違和感で登録抹消となる事態となった
中継ぎ陣ではウィックも26日に上半身のコンディション不良で抹消されており、投手陣の苦境は続いている
それでも打線は好調を維持しており、9月だけで貯金10を積み上げている
しかし残り3試合でDeNAが3連敗し、巨人が3連勝しない限りは2位が確定することになる
三浦監督は「しっかりと明日につなげてやっていきます」と前向きな言葉を残し、最後の試合への意気込みを示した
この試合を通じて、DeNAがどのように逆境に立ち向かうのか、また選手の回復とチームの結果がどのように連動していくのかが今後の焦点となる
今回の試合でのDeNAの苦戦は、チーム全体に対する信頼が損なわれる要因になりかねない。選手たちが負傷に苦しみ、それがパフォーマンスに反映される中で、監督の判断がどのようにチームの士気に影響するかが注目される。また、打線が好調であるだけに、その力をどう活かすかが次の試合で鍵となる。
キーワード解説
- クライマックスシリーズとは？: 野球の秋季リーグ戦で、各リーグのトップチームが争うプレーオフの形式のことを指します。
- 中継ぎ陣とは？: 投手の一部で、先発投手が降板した後に登板し、試合をつなぐ役割を担う投手たちのことを言います。
- 適時打とは？: ランナーが得点することを狙って打たれたヒットや、アウトにならずに進塁することができる打撃のことです。
