西武対ソフトバンクの24回戦で、ソフトバンクの内野手・栗原陵矢選手(29)が五回、勝ち越しの2点二塁打を放ち、試合を有利に進める重要な役割を果たした
重要な打席
試合は1-1の同点で終盤を迎えた五回、ソフトバンクの攻撃が始まった先頭打者である野村勇内野手(28)が中前打で出塁
続く柳田悠岐外野手(36)も右前打を放ち、一、二塁の状況を作り出した
この局面で、川瀬がバントを決められず、1死一、二塁と苦しい場面となったが、栗原はここで3度目の打席を迎える
打席での集中力
栗原はこれまでの2打席でいずれも三振を喫しており、逆境の中で打席に立った1ボールから、投手の高橋が投じたフォークボールをしっかり捉え、中堅フェンスに直撃する二塁打を放った
この結果、先に出塁した2選手をホームに返し、自身も三塁へ進塁
その後、中村が四球を選んで一、三塁の状況を作り、続く柳町達外野手(28)が右前適時打を打ち、4-1と試合をリードした
栗原のコメント
勝ち越し打を放った栗原は「このチャンスを絶対に生かそうと集中しましたしっかり自分のバッティングができたと思います
みんなで何とか勝ちを掴めるように頑張っていきます」と試合後に力強いコメントを残した
ソフトバンクの栗原選手が試合の勝敗を大きく左右するプレーを見せたことに注目したい。厳しい状況で打席に立ち、しっかりと結果を出した姿勢は、チーム全体に良い影響を与えたことだろう。
キーワード解説
- 二塁打とは?バッターが一塁から二塁までを走って到達する打撃のことを指します。これにより、得点のチャンスが広がります。
- フォークボールとは?投手が投げる球種の一つで、スピンをかけて落ちる球です。打者からすると、見分けにくい球でもあります。

