プロ野球選手の怒りを引き起こした瞬間、金本知憲監督のエピソード

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プロ野球選手も1人の人間であるため、時には感情が高ぶることがあります

特に自身やチームへの怒りを表にすることがあるのです

歴代の選手や監督の中には、信じられない行動を取る場面が見られます

本記事では、プロ野球選手や監督が怒りを見せた数々のエピソードから、金本知憲氏のケースを取り上げます

金本知憲の激怒エピソード

右投左打の金本知憲氏は、1968年4月3日生まれで、広陵高校から自身のキャリアをスタートし、1991年のドラフトで広島東洋カープに指名されました

広島と阪神タイガースで輝かしい実績を残し、最終的には阪神の監督に就任しました

特に、2005年には146試合に出場し、打率.327、40本塁打、125打点という衝撃的な成績をマークし、トリプルスリー(30本塁打、30盗塁、300打点以上の成績)を達成しました

しかしながら、年齢と共に怪我も増え、2012年に現役を引退しました

彼が監督としてチームを指揮し始めたのは2015年のオフシーズン

シーズン中、チームは春先には好調でしたが、6月以降に失速

特に6月のある試合では、1点リードの場面で平凡なフライを選手がミスし、金本監督は怒りを露わにしました

その瞬間、金本監督はボールボーイの椅子を蹴り上げるという、監督としては前代未聞の行為に及びました

扇風機を壊す、ベンチを殴るといった行為は散見されますが、ボールボーイの椅子を蹴ったことは、その場面の深刻さを物語っていました

この行為は、大きな話題となり、金本氏の感情がいかに高ぶっていたかを示す象徴的な出来事となりました

金本監督在任中は優勝には届かなかったものの、ドラフトで才能ある選手を多数指名し、阪神タイガースの未来を見据えたチーム作りに貢献しました

金本知憲監督の怒りの表現は、プロ野球の激しい競争を象徴するものです。選手も人間であり、感情が溢れる瞬間はあるのです。こうしたエピソードが、スポーツの持つドラマ性を一層深めています。
キーワード解説

  • トリプルスリーとは?
  • 監督とは?

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