シーズン中は主力選手に故障者が続出し、開幕から最大で借金7を抱え、首位からは6ゲーム差にまで膨れ上がったが、そこからチームは底力を見せることとなった
就任2年目の小久保裕紀監督は、新人監督からのリーグ優勝を果たした史上4人目の監督となった
彼は、クライマックスシリーズ(CS)へ向けて、10月15日から本拠地で最終ステージ(S)に出場する予定だ
小久保監督の優勝インタビュー
以下は、小久保裕紀監督の優勝に際するインタビューの一問一答である―2年連続のリーグ優勝について
「ありがとうございました苦しいシーズンを経て、選手やスタッフ、関係者の全ての力がなければ今日の連覇は達成できませんでした
」
―優勝が決まった瞬間の気持ち
「抑えの杉山に任せる思いで見守っていました優勝の瞬間、我を忘れて喜んでしまいました
」
―胴上げの感想
「チームも個人も満身創痍の中、今日を決めるという強い気持ちで臨みましたこうして胴上げしてもらい、感謝の気持ちでいっぱいです
」
―ファンへの感謝の言葉
「ビジターだったにもかかわらず、多くのファンがベルーナドームに足を運んでくれて、本当にありがたいです」
―シーズンを通じての戦い
「ホークスは4軍まで合わせると約120名の選手がいます主力が怪我で離脱した後も、今いるメンバーが最強だと思って戦いました
」
―若手選手の成長について
「レギュラークラスが離脱する中で、若手にとってはチャンスが巡ってきたと感じます彼らが頼もしくプレーしてくれました
」
―ターニングポイント
「5月の低迷を振り返ると、川瀬晃のサヨナラタイムリーがポイントでしたレギュラーとしての心強さも増していきました
」
―投手陣の安定性
「打者陣が苦しい中、投手陣が最小失点で切り抜けながらしっかりと結果を出してくれたのが勝因の一つです」
―勝利の方程式について
「フル回転してくれた投手たちには、本当に感謝しています彼らがいてこその連覇です
」
―日本一奪還への意気込み
「昨年は日本一になれなかったことが悔しく、本日を持ってリーグ優勝を忘れ、次は日本一奪還へ切り替えます」ソフトバンクの連覇達成は、選手たちの努力の賜物である。特に怪我に苦しんだシーズンからの立ち直りと若手選手の成長は、チームに新たな力をもたらしたものである。小久保監督の指導力もここに顕著に表れている。今後のクライマックスシリーズ、日本シリーズへの挑戦が楽しみである。
キーワード解説
- クライマックスシリーズとは?プロ野球のプレーオフ制度の一つで、リーグ優勝を果たしたチームが日本シリーズ進出の切符を手に入れるために戦うシリーズのこと。
- 松原とは?ソフトバンクホークスの選手で、主に外野手としてプレーし、チームの重要な得点源の一つとされる選手。
- サヨナラ勝ちとは?試合の最後に得点して勝利を収めることを指し、特に緊迫した場面での劇的な勝利を意味する。

